ジェフ・ベゾス氏が、自身の宇宙開発企業であるブルー・オリジンへ以前にも増して投資を進めているといいます。
ジェフ・ベゾス、3.1Bドルブルーオリジンに!2月に4.1Bドル、8月には3.1Bドルのアマゾン株売却で今年合計10.2Bドル以上。昨年は2.8Bドル。もともと毎年1Bドルアマゾン株を売却してブルーオリジンに投入すると宣言しているが、加速している。
— 大貫美鈴Misuzu Onuki (@mszmail) November 8, 2020
ジェフ・ベゾス、3.1Bドルブルーオリジンに!2月に4.1Bドル、8月には3.1Bドルのアマゾン株売却で今年合計10.2Bドル以上。昨年は2.8Bドル。もともと毎年1Bドルアマゾン株を売却してブルーオリジンに投入すると宣言しているが、加速している。
https://twitter.com/mszmail/status/1325414866367049728
ジェフ・ベゾス氏が2020年に計1兆円相当のアマゾン株を売却したとの報道はすでに出ていました。現在の同氏がこれだけのキャッシュを必要とする理由といえばやはりブルー・オリジン社への投資と推測されています。
ジェフ・ベゾス氏はもともとブルー・オリジンに毎年10億ドル(約1000億円)を投資すると宣言し、実行してきました。2020年はさらに増やすとしており、実際その通りになっていますが、この100億ドル(約1兆円)がすべてブルー・オリジンに行く、というわけではないようです。以下の記事では「The Amazon CEO didn’t explain why he sold so many shares,(アマゾンCEOは、なぜそれほど多くの株式を売却したかについて説明していない)」とあり、資金の使い道は公式には明らかにされていません。同期時にあるように、ジェフ・ベゾス氏はブルー・オリジン以外にも投資先があり、すべてがブルー・オリジンに投資されるとみるのは難しそうです。
となれば今度は100億ドル(約1兆円)のうち、どのくらいがブルー・オリジンに投資されたのか気になるところです。上記の記事によれば2019年の売却額は30億ドル(約3000億円)だったことから、ブルー・オリジンへの10億ドルの投資は売却額の3分の1だったことがわかります。だとすると、少なく見積もっても100億ドル(約1兆円)の3分の1(約33億ドル)、そしておそらくは同記事に「he pledged to sell more than $1 billion this year as its gets closer to commercial operations.(商業運用が近づいてきたことから10億ドル以上の売却を約束していた)」とあるように外部環境も加味すると半分(50億ドル/約5000億円)以上はブルー・オリジン向けと考えてもよいと思います。
ちなみに日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)の予算は補正予算を含まない本予算のみとはいえ、1571億円ほど。
さすが、といういうほかなさそうです…。
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