旅行といえば、旅行中に体験するさまざまなアクティビティも楽しみのひとつです。
ロシアのグラブコスモス(Glavcosmos)は公式サイトをリニューアルし、そんな宇宙旅行者向けに「国際宇宙ステーションへの宇宙旅行」のさまざまなオプションをアピールしています。

公式サイトのリニューアルについては以下の記事でも解説されています。
Optional activities include the aforementioned spacewalk, extended 30-day stay and capsule purchase. Other optional activities include the development of a scientific program to execute during the flight and the creation of special space food.
「オプションのアクティビティには、前述の宇宙遊泳(船外活動)、30日間の滞在延長、ソユーズの帰還カプセル購入などがあります。その他にも飛行中に実施する科学プログラムの開発や特別な宇宙食の作成などがあります。
The only thing the website doesn’t include is what Glavkosmos is charging for trips to ISS. The final price tag is undoubtedly in the tens of millions of dollars.
Webサイトに記載されていないのは、グラブコスモス社がISSへの渡航費用をいくらに設定しているかということだけですが、最終的な価格は数千万ドル(数十億円)になることは間違いありません。」
上の記事で指摘されているように、一番気になる価格はサイトには書かれていません。ただ、船外活動(宇宙遊泳)に関しては以前にもオプションとして検討されていたことがあり、その際は10億~15億円ほどが想定されていました。安くはないですが、せっかく国際宇宙ステーションにいったのだから、という意識も働きそうです。そしてもし30日間滞在延長したとすると船外活動でもしないと(仕事で行っている職業宇宙飛行士の方はまだしも)さすがに観光目的だと時間を持て余してしまうかもしれません。地球の周回軌道を回るオービタル宇宙旅行に行く人も増えてきそうな昨今、ちょっと違う体験をしたい要望も強くなってきそうですし、検討する人は多そうです。
また、帰還カプセルの販売は2021年5月に以下のようなニュースにもなっていました。

上の記事では触れられていませんが、宇宙旅行者向けとすると自分が乗ってきたカプセルを記念に購入する、という感じでしょうか。少し調べましたが、価格感はわかりませんでした。
価格もそうですが、どうしても置き場所を考えてしまう時点で自分は想定顧客ではないのかもしれません…。
それはそうと前述のGlavcosmosのサイトは国際宇宙ステーションへの宇宙旅行についての紹介コンテンツは見ているだけでも「旅行」のイメージが湧いてきて楽しめます。お安くなった時のために今から旅行プランを考えておくのもよいかもしれませんね。

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