2024年2月23日(日本時間)、米宇宙関連スタートアップ、インテュイティブ・マシーンズ(Intuitive Machines)の無人月着陸船「オデュッセウス」が月面着陸に成功しました。
これは民間開発による宇宙機が損傷なく月に着いた初の快挙と報道されましたが、その後横倒しになっているらしいとの発表がありました。もしかすると実際には完全に損傷なしとはいかないかもしれません…。
月面探査は近年まで国家プロジェクトの領域でしたが、近年、民間企業による月面探査が活発化しています。日本でもispaceによる民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」などがあります。HAKUTO-R」ミッション1では2023年に月面着陸を目指しましたが、残念ながら着陸に失敗しました。同社は2024年冬からを予定しているミッション2での再チャレンジを予定しています。
・・・というわけで、そのあとに書きたい内容の概要を箇条書きで書き、Google Geminiに具体例を追加してまとめてもらってみました。
(Gemini生成ここから)
月面経済圏の夢
月面探査の目的は、科学研究だけではありません。月には豊富な資源が存在すると考えられており、将来的には月面経済圏を構築し、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待されています。
月面での事業における経済合理性
月面での事業には、以下のような経済合理性が(可能性として)考えられます。
- 希少資源の採掘:月には希少金属や水資源など、地球上で枯渇しつつある資源が豊富に存在すると考えられています。これらの資源を採掘し、地球に輸送することで、大きな利益を得られる可能性があります。
- 月面観光:月面は、地球とは全く異なる環境であり、多くの人にとって魅力的な観光地となる可能性があります。月面旅行や月面ホテルなどのサービスを提供することで、収益を得られる可能性があります。
- 宇宙空間での製造業:月面の低い重力や真空環境は、地上では不可能な製造業を実現可能にする可能性があります。例えば、太陽光発電パネルや医薬品などの製造が期待されています。
月面での事業における技術的な課題
月面での事業には、以下のような技術的な課題があります。
- 輸送コストの高さ:月面までの輸送には、莫大な費用がかかります。輸送コストを削減するためには、ロケットの打ち上げ費用を削減したり、再利用可能なロケットを開発する必要があります。
- 月面環境への対応:月面は、地球とは全く異なる環境です。宇宙空間の放射線や極端な温度差など、厳しい環境に対応する技術が必要です。
- インフラの整備:月面には、人間が生活したり、事業活動を行うためのインフラが整備されていません。居住施設やエネルギー供給システムなどのインフラを整備する必要があります。
まとめ
民間月面探査は、夢の実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。しかし、月面経済圏の構築には、多くの課題を克服していく必要があります。宇宙開発の未来は、民間企業の挑戦と技術革新にかかっていると言えるでしょう。
(Gemini生成ここまで)
浅めですが、まとまってますね…。余談ですが、HAKUTO-Rミッション1のランダー(着陸機)には子どもの名前が彫られた金属板が載ってました。もとは月面を目的地とした賞金レースGoogle Lunar X PRIZEでHAKUTOが月面ローバーを開発していた際のクラウドファンディングで支援者向けのリワードだったもので、当時、達成期限までにローバーが月面に行けなかったため、今回のランダーに載せられることになりました。既報の通り、ミッション1はあとは月面着陸を残すのみとなるまで行きましたが、不運もあり、最後は月面に衝突して飛散してしまったようです。とはいえ、子どもの名前が月面にたどり着いた本ミッションは我が家的にも印象的なミッションとなりました。
ところで、月面経済圏を形成していくとなると上記にもありますが、やはり課題は多い印象です。探査が進んで経済合理性が立証され、その後の試みでコストに見合うと実証されるまではなかなか難しいのかもしれません。超長期的な人類の発展を考えると経済合理性を追うべきなのかという問題もありそうですが、継続的な活動にはやはり外せないと思います。
まずは盛り上がる月面探査の結果が出てくるのを楽しみにしています。
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