JAXA産学官連携シンポジウムで宇宙ビジネスの未来の新たな提言を聞いてきました。

最近いろいろな意味での話題の六本木ヒルズ49階で開催された「JAXA産学官連携シンポジウム | 宇宙ビジネスの未来、新たな提言」へ。

定員500名のところに800名の申し込みがあったというだけあって会場は立ち見はもちろん、別会場まで用意される状況に。ただ、パネルディスカッションのモデレーターとして予定されていたライブドアの堀江社長の効果もやはりあったらしく、堀江社長が来られないとわかったあと若干人が減った気が。
とはいえ、それでも立ち見満載のまま、シンポジウムは進む。

今回のシンポジウムは、そのサブタイトルからもわかるとおり、宇宙技術に関するというよりも、よりビジネス的な切り口での提言・議論が行われ、宇宙技術になじみのない人にとっても比較的わかりやすい内容だったように思う。産学官をつなぎ、ビジネスをサポートしていきたいというJAXAの意思がうまく反映された形だ。
中でも最後のパネルディスカッションは今後の宇宙ビジネスの展開を模索するにあたって留意すべきことが多く含まれていたように思う。これまで、良くも悪くもJAXA主導で行われてきた宇宙事業に一般的な民間ビジネスの感覚を注入していくとどうしても不整合が出てくることがあるだろう。時間の感覚、コストの感覚、マーケットリスクの感覚、「遊び」の感覚など。しかしもちろん違いがあることがイコールNGとなるわけではない。こうした課題があることを事前に認識し、折込済みでひとつひとつ解決していったり、大きな影響を及ぼさないよう調整しながら進めていくことが大切になる。そうした課題を改めて認識する機会となった。

シンポジウム後には懇親会が催された。これほどの規模のイベントとなると久しぶりにお会いする方、めったにお会いできない方、そしてもちろん初めてお会いする方など、多くの方にお会いすることができた。いつもの宇宙系イベントと違うのは、宇宙系の方だけでなく宇宙に直接関係しない業界の方ともお会いできたことだ。
若田宇宙飛行士には、私が前々から宇宙に行った方に聞いてみたかった、「宇宙では目をつぶっていても光が見えることがあるというのは本当か」ということについて聞いたみた。宇宙は地上に比べて宇宙からの放射線量が多いため、この宇宙放射線が目の神経を通るときに光が見えるという。それがどんな感じなのか知りたかったのだ。ちなみに宇宙放射線の量は場所によって違いがある。特にSAA(南大西洋異常域)という場所が多いのだそうだ。若田宇宙飛行士は2度の宇宙飛行を経験しているが、1回目は赤道に対して28度のSAAを通らない軌道を回ったため、この光をみることはなかったとのこと。しかし、2回目は赤道に対して51度の軌道を回ったためSAAを通ることになり、このときは数度光を感じることがあったという。水面に小石を落としたときの波紋の動きをもっと早くしたような光が見えるのだそうだ。
ただ、私が行く予定のサブオービタル宇宙旅行では時間的にも場所的にも体験することがなさそうなのが残念なところ。先の楽しみにとっておくことにする。

懇親会が終わってから何人かの方と一休みがてらちょっと飲んだ。話題がいろいろ飛びながら、同時にいろいろ触発される。こうした人のつながりはやはりおもしろい。

あとは少しずつでも成果を出していければ・・・。

と、決意を新たにした1月半ば過ぎなのだった。

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