ところで、私は普段普通に会社勤めをしています。このサイトのことは会社でも一部の人しか知らなかったのですが、他の人にも最近このサイトを見つけられました・・・。
というようなことは特にふまえず、これからも続けていきます。
さて、アメリカン・エキスプレスはカード業界で初めてカードのポイントの交換商品として「宇宙体験旅行」の提供を開始するとのこと。具体的には高度100kmの宇宙へ行くサブオービタル宇宙旅行が提供される。
アメックス、来月から「宇宙体験旅行」などポイントサービスの特典内容を刷新
カード業界ということで、タイトルは「宇宙旅行、プライスレス」にしようかと思いましたが、思いとどまりました。
気になる必要ポイントはなんと2200万ポイント・・・。カード利用代金に換算するとざっと22億円分です。22億円といえば、高度400kmの国際宇宙ステーション(ISS)に1週間滞在するオービタル宇宙旅行とほぼ同じ値段。
・・・ということは、オービタル宇宙旅行をカードで購入するとサブオービタル宇宙旅行がおまけでついてくるということに!実際22億円をカードで払えるのかどうかは別として、自分がどうにか行こうとしているサブオービタル宇宙旅行が「おまけ」というのはちょっと複雑な気分。
ともあれ、以前も書いたように宇宙旅行は買う「商品」となる前に、まずは特典の意味も含めた「賞品」という位置づけから始まっていくのだろう。今は宇宙旅行が実際に買うことができる「商品」であることさえ知らない人が多い。値段よりもまず、「賞品」として「商品」の認知を進めていくことが必要だ。認知が進んでいくことで、見込み客の絶対母数も上がっていく。
ただ、商品としての認知が進み始めると、かなり初期の段階で(賞品として活用する場合でも、)これまでのように「宇宙旅行」という言葉のイメージだけではユーザーに対して十分な引きを得られなくなる可能性がある。ユーザーが、より具体的なイメージを求め始めるためだ。これは宇宙旅行関連企業にとって、「宇宙旅行」というだけで特別扱いされている現状から、既存の業界と同じように他社との差別化を行っていかなければならないという将来への環境変化を意味する。そして、いくつかの宇宙旅行関連企業でその試みは始まっている。
当面、宇宙旅行はその価格からしてユーザーの選択基準も相当に厳しいものになるだろうが、「行くだけ」ではない宇宙旅行のバリエーションが増えることは宇宙旅行者にとってもよいことであるはず。その動きにはぜひ期待したい。
参考:
とりあえず、アメックスで宇宙旅行に行こうと思っている方へ↓
アメリカン・エキスプレス・カード
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