レディー・ガガが宇宙旅行予約の権利をチャリティーオークションに。懸念点は…

宇宙旅行を予約している著名人はもはや珍しくなくなってしまいました。

日本では俳優の岩城滉一氏が「(ほぼ)宇宙旅行」を予約して話題になりましたが、さすがに2人目、3人目では、ただ行くだけではなかなか話題になりにくくなってくるでしょう。

世界的にはすでに話題性を狙った宇宙旅行は企画勝負になってきています。そうした中で、宇宙初のライブを計画しているというレディー・ガガが、「宇宙旅行のチケットをオークションにかけ、収益をチャリティに寄付する」と聞いて、「もしやサラ・ブライトマンに宇宙初ライブを譲る気に?」と思ったのですが、違いました。

レディー・ガガ、自分の宇宙旅行チケットをオークションに!

「正直言って(宇宙でのパフォーマンスが)待ちきれないわ。パフォーマンスをデザインするのが楽しみ。余ったチケットは競売にかけて、収益はボーン・ディス・ウェイ基金に寄付するの。私自身をはるかに超えた瞬間にしたいと思っているわ。宇宙でパフォーマンスできるなんて本当に光栄よ。すべての人々を結びつけるだけでなく、宇宙に愛のメッセージを送るようななにかができたらと考えている」

というわけで、宇宙ライブの企画前に自分で予約していた分があり、それをオークションにかける、ということなのだそうです。

そこで二つほど疑問が…。

【疑問1】
先に予約していたということは少なくとも後からの企画用よりも早く飛べるはず。企画的にも早い方が話題性があるはずなのに、なぜ早い順番の方を手放すのか。

【疑問2】
宇宙旅行予約の権利は譲渡できるのか。(少なくともスペース・アドベンチャーズ社の宇宙旅行は、最初から懸賞利用目的で搭乗者を決めずに予約したものでなければ、譲渡は不可でした)
また、出来るとしても「オークション」は可能なのか。

疑問1については「安全性を見極めたい」「実際に飛んでからでないと企画内容を詰めにくい」「これはこれでパブリシティになる」という理由は考えられます。

ただ、疑問2については、もし個人契約した宇宙旅行予約の権利がオークションで譲渡可能となれば、実現当初はかなり高額になるでしょうから、他にも売ろうという人は出てきそうです。そういえば、同じくヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行を予約している人で、誰かの治療費をまかなうために売ることにしたという記事を読んだ気が…。見つかりませんが…。

まずはこのチャリティーオークションでいくらの値がつくか、気になります。

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