2008年に宇宙旅行へ行ったリチャード・ギャリオット氏のドキュメンタリー映画「MAN ON A MISSION」が2012年1月現在、アメリカで公開中だ。以下はその予告編。
リチャード・ギャリオット氏はオンラインゲーム「ウルティマ・オンライン」の作者としても知られている。また、父親も宇宙飛行士として宇宙に行っており、親子二代で宇宙へ行ったことになる。映画には父親の映像も登場する。
ところで、以下の記事によればリチャード・ギャリオット氏は宇宙に滞在している間に他の宇宙飛行士に俳優としての演技を頼み、8分間の短編映画を撮影したという。タイトルは「Apogee of Fear(恐怖の頂点)」。最初、記事タイトルに「世界初!本当に宇宙で撮影された映画」とあるのを見て、少なくともドキュメンタリー映画としては以前にもあったはずと思っていたが、ここでいう「映画」は「フィクションのストーリーを演じる映画」という意味のようだ。
■世界初!本当に宇宙で撮影された映画 製作を務めたその男の名は…
■1st Science Fiction Movie Filmed in Space Stays Underground
気になるその短編映画だが、リチャード・ギャリオット氏は公開を望んでいるものの、「遊び過ぎ」ということでNASAが公開をよしとしないらしい。このまま観られないとしたら非常に残念だ。
SPACE.COMの元記事によればリチャード・ギャリオット氏は昨年のあるカンファレンスで講演した後、6人ほどの人々に対してノートPCでその映画を見せたという。また、途中までのあらすじも書いてあるが、ちょっと全貌が分からない。
なんらかの形で完全版が見られることを望む。
ちなみに「MAN ON A MISSION」の方は米国のiTunes Storeでレンタル・購入できるようになるようだ。
入手できたら感想をレポートしたい。
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