via XCOR Aerospace
ただし、アメリカでの話。
2012年2月27日〜29日にアメリカ合衆国カリフォルニア州パロアルトの The Crowne Plaza Hotel and Resort でサブオービタル宇宙機による調査研究についてのカンファレンス「Next-Generation Suborbital Researchers Conference 2012(NSRC)」(仮訳:次世代サブオービタルリサーチャーズカンファレンス)が開催される。
■Next-Generation Suborbital Researchers Conference 2012
この早期申し込みをした人の中からXCORエアロスペースで開発中のサブオービタル宇宙機「Lynx Mark I(リンクス・マーク1)」で実験を行う権利が当たる、らしい。実験機器はLynxのシートを外して置く事も、小さいものはシートの後ろに設置し、実験車が乗り込む事も可能、らしい。
詳しいルールは以下に。
■XCOR NSRC-2012 Research/Education Flight Prize (the “Prize”) — Official Rules
筆者が海外の宇宙ベンチャーの動きを追い始めたのはスペースシップ・ワンが世界で初めて宇宙に到達した民間宇宙機になった2004年からだが、それから紆余曲折がありつつも各社が徐々に成果を上げてきている様子が見て取れる。XCORは中でも技術力に定評のある企業のひとつだ。
XCORの宇宙機Lynxは定員が少なく、パイロット1名と乗客1名しか乗れない。しかし、その分費用は安価に抑えられることから調査研究目的で使える実験環境として注目されている。Lynxの紹介ビデオを以下に埋め込んでおいたので、こちらもぜひ。
コメント