先日、DVDレンタルのTSUTAYAに寄ったら、教養ジャンルの棚に気になるタイトルがあった。
via 堀江貴文宇宙論
TSUTAYAの教養DVDシリーズのひとつのようで、販売はしていないらしい。紹介ページにある内容紹介は以下の通り。
地球の周りにはコロニーが浮かび、ワープで星を行き来する。そんな未来があった。ITで一世風靡した堀江貴文が次の舞台に選んだのは宇宙だった。子どもの頃に思い描いた未来を取り戻す旅に、堀江貴文が動き出す。
紹介文言には「コロニー」「ワープ」、DVDのパッケージには「テラ・フォーミング」「反物質ロケット」といった単語が並び、見る人によってはSFのように現実離れした内容のように思えてしまいそうだ。
しかし、内容は至って現実的にこれまでの宇宙開発の流れや問題点、これからの課題を示したものだ。上記の単語はあくまでその現実の上で将来的に理論上可能なこととして語られている。多岐にわたるので広く流れをつかむのによいが、個別の話題についての解説は少ない。気になったら別資料で調べてみるのがよいだろう。
本当に中心となる話題は「民間宇宙開発」だ。レンタル開始日は2010年04月23日だから、まだスペースXのファルコン9が打ち上がる前で最新状況が分かるというわけではないが、対談の雰囲気に当時の期待感も垣間見えて興味深い。
宇宙開発に興味を持ち始めた人にオススメしたいDVDだ。
TSUTAYAでは旧作を100円で借りられるキャンペーンをやっているところもあるので、まだあまり興味がない人もぜひ観てみてほしい。
コメント