Nintendo 3DSが一時の低迷期をくぐり抜け、米国での累計販売台数が400万台を超えるなど、順調な売れ行きを見せている。そんな3DSに地球、そして宇宙の魅力を堪能できるソフト「Earthpedia(アースペディア)」が学研から発表された。発売は2012年4月19日(木)で既にamazonで予約できる。
公式サイトではゲーム体験版、インタビュー映像などが公開されている。立体で地球を観たり、3DSを周りにかざして回ることで月面を立体パノラマで鑑賞できるコンテンツもあるようだ。また、2012年1月26日には東京・五反田で情報サイト「GIZMODO」とのコラボによる発表イベントも開催される。詳細や申し込みは以下のページから。
■GIZMODO×Gakken☆『Earthpedia』発売記念イベント!
宇宙からの映像についてはこれまでにも多くコンテンツ化されているが、その映像を体験する環境は限られていた。いくら高精細であったり、3Dであったりしても平面のディスプレイと向かい合うスタイルは視聴体験としてはどうしても受け身でしかなくなる。それが適したものも多いが、ジャイロセンサーや加速度センサーで、本体の動きにあわせた3D映像の表示が可能な3DSは、新たな視聴体験を創りだせるデバイスとなりそうだ。
宇宙からの映像と言えば、カナダのUrthCast(アースキャスト)が国際宇宙ステーションからの映像をオンラインでAPIを介して提供するビジネスを準備している。「宇宙からの映像」だけでは皆見慣れてしまっている。ライブであったり、インタラクティブであったり、他の情報との連携であったり、見せ方には大いに工夫が必要だが、視聴デバイスとしての3DSもその可能性を広げる一要素となるに違いない。
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