宇宙開発フォーラム(1日目)に行ってきました!

以前のエントリーでもご紹介していた「宇宙開発フォーラム」に参加するため、お台場は科学未来館に行ってきました!

本日の内容は以下の通り。

<シンポジウム>
■宇宙開発概論(9月18日10:30~11:50)
■宇宙法ワークショップ(9月18日13:00~15:00)
■宇宙ビジネスワークショップ(9月18日15:10~17:45)
<レセプション>(9月18日18:00~20:00)

■宇宙開発概論(9月18日10:30~11:50)
講師:中須賀 真一氏(東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 教授)

宇宙開発概論では「宇宙のプレーヤーを増やそう!」というメッセージが印象に残った。とにかく新しいアイデアが重要なこの時期に、より多くの人が参加することで多くの可能性を育てることができるというもの。例えば安いコストで打ち上げることができるCubeSatのような実験用超小型衛星は、こうした宇宙ビジネスの高いハードルとなっている「コスト」を下げるひとつの方法になるだろう。

実は、宇宙観光企画の「宇宙観光アドバイザー」も同じような観点ではじめたものだ。「宇宙旅行に行きたい!」「宇宙観光ビジネスを検討したい」と思っても、情報が拡散しており、しかも新しい情報が次々と生まれる現状では事前調査自体がひとつのハードルとなっている。
スタートアップ時の情報をサポートすることで、このハードルを少しでも下げたいと思っている。

■宇宙法ワークショップ(9月18日13:00~15:00)
講師:平井 昭光氏(東北大学客員教授、東京医科歯科大学客員教授)

宇宙法ワークショップでは衛星打ち上げのための契約に関するワークショップが行われた。海外のロケット打ち上げ企業との契約書を読み込んでいく中で、契約・交渉の基本を学ぶことができる。
契約はイマジネーションが重要とのことだったが、宇宙関連ビジネスなどはまさにそうだろう。

■宇宙ビジネスワークショップ(9月18日15:10~17:45)
講師:金田 喜人氏(株式会社ファクトリアル代表取締役)/三輪田 真氏(JAXA産学官連携部連携推進グループグループ長)

サブオービタル宇宙旅行をテーマにしたワークショップが行われた。架空の旅行会社の状況を元にサブオービタル宇宙旅行の新しいプランを考えるというもの。自分は実際のサブオービタル宇宙旅行を予約しているだけに、ワークショップ参加者がどのようなプランを出してくるか、大変楽しみだった。
出てきたプランは、フライトをより贅沢に演出することを狙ったものやスターウォーズマニアを狙ったもの、結婚や葬式などの人生のイベントに絡めたものなど、短い時間の中でもそれぞれのアイデアが盛り込まれたものになっていた。

<レセプション>(9月18日18:00~20:00)
レセプションでは多くの関係者の方とお話しすることができた。
そしてなによりも宇宙観光企画のサイトを知っている方がいたのがうれしかった。(ただ、宇宙旅行を予約した人のサイトというとBLUEさんを思い浮かべる人が多かった・・・。がんばらねば。)

1日目の印象としては、全体として若干ユルめの運営が逆にいいノリをうみだしているように思えた。
こうしたノリの中で、どんどんいいアイデアがでてくると楽しくなりそうだ。

2日目へつづく

コメント

  1. uk2 より:

    「ヴァージンギャラクティックで予約した方?」といわれることが多かったです(笑)

  2. 「宇宙開発フォーラム2005」

    宇宙法で有名な青木節子先生がパネリストで参加されるということで、取材してきました。そもそもGEILの参加者に今回のスタッフがいて、そういう経緯もあっての取材です。

    場所はお台場。今日は祝日ということで初めて休日にだけ運行して…

  3. BLUE より:

    BLUEです。

    私の書いているサイトが話題に出るなんて、
    光栄ですね。

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