ごみは持ち帰りましょう。宇宙をきれいに!

かつてスペースデブリ(宇宙ごみ)の話を初めて聞いたとき、なかなかその恐ろしさをイメージできずにいた。マッハを超える速度で飛んでいる破片は確かに怖いかもしれないけれども、宇宙は広い、そうそうぶつかることもありえまい。それに破片は重力によって次第に地球に落ちてきて燃えてしまう。
・・・はずだった。
その後、スペースデブリの恐ろしさを少しずつ理解してきた私だが、その時、以下の記事中の画像を見れば、一瞬で理解したに違いない。

中国には「愛」がありません!(Technobahn)
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(Technobahnより)

緑が人工衛星。赤がスペースデブリだ。これらは先日中国が人工衛星の破壊実験を行った際にできたものだという。しかも、これらが落下しきるまでには20年はかかるとのこと。放射能並みとはいわないまでも、長い年月が必要となることは確かだ。

こうした実験が今後も行われる可能性があれば、人類は自らが作った檻によって地球に閉じ込められてしまうことになる。中国はその後、こうした人工衛星の破壊実験を行わないと表明したが、他の国がやらないとは限らない。

そんな中、この方面において明るい兆しが出てきた。

国連宇宙平和利用委、「宇宙ゴミ削減指針」採択で一致(NIKKEI NET)

記事によれば、これに法的な強制力はないが、加盟67カ国は順守への努力を求められるとのこと。この動きによって、ごみのないきれいな宇宙を将来に残すことができるよう望んでいる。

もちろん、宇宙旅行でもデブリを増やすようなことがあってはならない。むしろ、なにかついでに行う作業によって、デブリを処理することができれば、この処理費用をどこか(例えば国や宇宙旅行の業界団体)が負担することで宇宙旅行事業の副収入になるかもしれない。「環境にやさしい宇宙旅行」となれば、これはまさにLOHAS!!

って、それは言い過ぎか…。

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