祝・H3ロケット打ち上げ成功!と2027年GREEN×EXPO2027との関係

H3ロケット7号機打ち上げ、おめでとうございます!(どこかに向けて)

今回も少し延期しての打ち上げとなりましたが、ロケットの打ち上げに天候や機体のコンディションによる延期はつきもの。無事に成功して、まずは本当に良かったというところです。

今回のH3ロケット、何がすごかったのか?

さて、今回の打ち上げは固体ロケットブースター「SRB-3」を従来の2本から4本に増やした初めての打ち上げでした。簡単に言うと、ロケットのパワーを増強したバージョンでの初飛行だったわけです。その後、新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)の軌道投入も成功しています。

H3ロケット7号機現地取材(4) 「H3-24W形態」初の打ち上げ、これがブースター4本の迫力だ!
H3ロケット7号機は定刻の9時00分15秒に打ち上げられ、約14分後にHTV-Xを分離し軌道投入に成功。写真・動画とともに打ち上げの様子を振り返る。

ロケット打ち上げ、その魅力と難しさ

ところで、僕はまだ種子島でロケットの打ち上げを見たことがありません…。僕が関わっている趣味で宇宙開発団体「リーマンサット・プロジェクト」の最初の衛星も種子島からの打ち上げだったので、その時に行けたら良かったのですが、結局行けませんでした。これまでに見たことがある打ち上げは、2010年のスペースシャトル(STS-131)の打ち上げだけですが、あの時の轟音と振動、体で感じたエネルギーは、今でも忘れられません。今回のH3ロケットもブースター増強もあってかなりの迫力だったようですね。SNSなどを見ていてもその熱気が伝わってきました。種子島の打ち上げもぜひ見てみたいです。

とはいえ、ロケットの打ち上げは天候に大きく左右されるので、「この日に行く!」と決めても見られない可能性があるのが難しいところ。その点、スペースX社が運用するファルコンロケットは、非常に高い頻度で打ち上げを行っているので、現地で「打ち上げを見る」という体験をするなら、そちらの方が見られる確率は高いかもしれませんね。

H3ロケットが運んだ、未来への「種」

さて、今回のH3ロケットには、国際宇宙ステーション(ISS)へ運ぶ様々な物資が搭載されていました。その中で気になったのが2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会「GREEN EXPO 2027」の企画の一つ、「宇宙を旅した花の種」をISSに届けるという「きぼうの種プロジェクト」です。

KIBO宇宙放送局&GREEN×EXPO 2027共同企画「きぼうの種」、いよいよ宇宙へ!

宇宙で保管された種を地球に持ち帰り、博覧会の会場で育ててみよう、という試みですね。このプロジェクトの面白いところは、ただ宇宙へ行って帰ってくるだけでなく、「宇宙から来たキャラクターが、故郷の宇宙を懐かしむ心を慰めるために、宇宙を旅した花を咲かせる」という素敵なストーリーが設定されている点です。

まだ始まったばかりのプロジェクトですが、これからどんな展開を見せるのか、今からとても楽しみです。

今回のH3ロケットの成功は、日本の宇宙開発にとって大きな一歩です。これからも、たくさんの夢や希望を乗せて、宇宙へ飛び立ってくれることを期待しています。

ではまた!

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