バズ・オルドリン氏は切れ者っぽいおじいちゃんだった「北野武×NASA50年 奇跡の挑戦!完全実写ファイル」を観て

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via Buzz Aldrin公式サイト

3月15日、日本テレビ系列で放送された「人類は宇宙を目指した!北野武×NASA50年 奇跡の挑戦!完全実写ファイル」を観た。クライマックスは人類初の月着陸を果たしたアポロ11号のドキュメンタリー。そこでは「人類で初めて月に降り立った男」を巡るニール・アームストロング氏とバズ・オルドリン氏の戦いもとりあげられていた。

番組中ではバズ・オルドリン氏がかなりわがままな人っぽく描かれていたのが少々気になったが、あれだけのことを成し遂げる人物というのは良くも悪くも我の強い人物が多い。それなりにいろいろあったのかもしれない。

そんなバズ・オルドリン氏には過去に1度お会いしたことがある。2006年にロサンゼルスで開催された「第25回国際宇宙開発会議」のパーティー会場でのことだ。宇宙コンサルタントの大貫美鈴さんに紹介していただいて、2~3言挨拶させていただいただけだったが、さすがに存在感があった。老いてなお切れ者といった雰囲気をまとっていて、さすがに緊張してしまったことを覚えている。

当日の日記は以下から、その時のことはほとんど書いていないけど・・・。

[ISDC 5/4]オープニング&バート・ルータン&ORBIT AWARD

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(左から)バズ・オルドリン氏、宇宙コンサルタントの大貫美鈴氏、筆者

「この人、月にいったんだなあ」と思うとやはり不思議な感じだった。

番組の最後で触れられた「宇宙を知ることによって地球の素晴らしさを知る」という言葉。
その言葉を自らの経験に基づき、説得力を持って語れる人間はまだ少ない。

できれば「宇宙よいとこ、一度はおいで」と草津と同じくらいに言える世の中になってほしいものだ。

夢をあきらめきれない元宇宙飛行士候補の男が自分でロケットを作って宇宙を目指す。科学的な考証よりも、元気をくれる映画。元宇宙飛行士役でブルース・ウィリス氏も出演。


NHKでも放映された英BBCのドラマ。米ソに分かれて競い合う二人の男の戦いは冷戦とはまったく別の次元で行われていたように感じる。米ソ両面から当時の様子が描かれていて面白い。

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