SPACE ADVENTURES(スペース・アドベンチャーズ)、今どうなの!?

お忘れの方もいるかもしれませんし、そもそもほとんどの方は知らないと思うのですが、実は筆者はSPACE ADVENTURES(スペース・アドベンチャーズ)社(以下、SA社)の宇宙旅行を予約しているのです。2005年8月に申し込んで、2005年9月1日付で予約しました。

つまり、顧客のひとりになるわけなのですが、自分が乗る(予定の)宇宙機の情報をいまいちしらなかったりします。おととし国際宇宙ステーションに旅行に行ったグレッグ・オルセンさんや、去年女性初の宇宙旅行者として、同じく国際宇宙ステーションに行ったアニューシャ・アンサリさんや、世界各地で建設予定の宇宙港の話題はニュースレターなどで細かくレポートがあるものの、宇宙機開発がどういう状況なのかは実はよくわからないという現状がありました。
そうなると、「SA社、宇宙船開発は難航か?(sorae.jp)」なんて記事を読んだりすれば、やはり不安になっちゃうわけなのです。

と、そんな中、SA社からA4大の封書が届きました。それによれば「弾道宇宙飛行のための機体をロシア連邦宇宙局と共に着々と開発をすすめて」いるとのこと。今後6ヶ月以内にさらに詳細情報が出てくるそうな。6ヵ月後というと、9月ごろ。ちょうど予約から2年が経ったころまでに、ということですね。楽しみにしてます。

とはいえ、ちょっと気になるのは開発されている宇宙機「エクスプローラー」の発射方法。スペースシップ・ワンのように上空までは母機に連れて行ってもらい、切り離す形式なのだけれど、スペースシップ・ワンと違い、宇宙機が母機の上にくっついている。そして、その後方には母機の尾翼がある。素人考えかもしれないが、構造的にうまく飛びたてるのだろうか。

当事者の方から説明を受けたことがないので、いまだ不確定な部分は多いが、気になるところでもある。このあたりも明らかになるといいなあ。

コメント

  1. Prius より:

    NASAの747は水平安定板の両端に垂直安定板を追加するだけで、元の垂直安定板はそのままみたいですけど、空中着火はしないですからね(やると「007ムーンレイカー」になっちゃう)。

    An-225は垂直安定板も撤去しちゃってましたね。暫定HOTOLはこいつで空中着火の予定だったはず。

    あ、747から空中発射は、MOONLIGHT MILEのアニメ第3話に出てくるはずですね。放送そろそろだったな・・・自動録画なので確認しないと。

  2. uk2箱田 より:

    >Makinoさん
    んー、まだ懸念はありますねぇ。
    とにかく続報を待つ。

    >kazuさん
    というわけで、待ちましょう(笑)

  3. kazu より:

    Virgin Galacticのほうに魅力を感じてしまう今日この頃です。

  4. KZ Makino より:

    SPACE ADVENTURESの機体は「親亀の上に子亀」方式ですか?
    だとすると、先人たちの死屍累々の道をあえてとった勇気と技術力には恐れ入ります。

    切り離し速度が亜音速域であれば、機体の挙動は充分予測可能だと思いますが、超音速域で切り離すとなると。。。というのが死屍累々の理由だったりしますが、SA社のは亜音速域ですよね。スペースシャトルの滑空テストみたいに。

    ってそのまえに、毋機の尾翼をうまい場所におかないと、子機を載せた状態で垂直安定板が効かなくなったりする気がしますが、詳しい情報をみてみないと解らないことだらけですねー

    それじゃ私も9月頃を楽しみにしてますよ。

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