ロシア連邦宇宙飛行署のペルミーノフ署長はこのたび中国の宇宙関連施設を訪れ、ロシアと中国は宇宙飛行関連分野での協力を促すべきとの見解を示したとのこと。
ロシア 中国と宇宙飛行の分野で協力を願う –人民網日文版–2005.08.29
ロシアといえば、ついこの間、ロシア版シャトルともいえる「クリッパー」のお披露目を行ったばかりだが、これについても触れている。
「中国はロシアとクリッパーシップ(「快速帆船」という新型有人宇宙船)プロジェクトの共同研究・開発をおこなう可能性があるか」という質問に対して、ペルミーノフ氏は「このプロジェクトについて、ロシア側は国際協力をくり広げることを望んでいる。中国がロシア側に共同開発の提案を出せば、ロシア側はこれを考慮に入れることになろう」と答えた。
(「帆船」というと、以前実験で失敗してしまったソーラー・セールを思い出す・・・。)
また、中国初の宇宙飛行士である楊利偉氏の参加招請も検討しているとのこと。
こうした動きがある一方、日本の有人宇宙飛行はというと「我が国における宇宙開発利用の基本戦略(平成16年 9月 9日)」によれば、ここ10年間は独自の有人宇宙飛行計画を持たないことになっている。
・・・民間でやるしかない、のか?
がんばれ日本。
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