宇宙船、というかイメージ的にはUFOみたいな乗り物が着陸する様子を思い浮かべてほしい。
それはパラシュートで降りてくる?それとも飛行機みたいに降りてくる?
どちらでもないだろう。やはり、宇宙船は逆噴射しながらゆっくりと地上に降り立つのがイメージに合っている。
そして、それは技術的にも理にかなったもののようだ。
宇宙旅行を手がける少なくとも3つの新興企業が、スペースシャトルやソユーズが採用している翼やパラシュートによる着陸方式ではなく、逆推進ロケットによる着陸システムを採用した宇宙船を開発している。ロケットエンジンで宇宙船のスピードを十分に減速し、空飛ぶ円盤のように本体下の脚部で穏やかに着陸する。
着陸のための燃料を積むとその分重くなるため、これまであまり使われてこなかったそうだ。
しかし、スペースシップワンのように宇宙圏にちょっといって戻ってくるような、準軌道飛行ならスピードもさほど速くないので軟着陸方式でも十分とのこと。重さも10%増しくらいですむらしい。
そして着陸まで飛行機とはまた違う体験ができるのも魅力。
ところで、Armadillo Aerospaceのサイトでは航空機開発の100年をアルマジロくんとともに振り返るビデオや、その他、同社の実験風景のビデオが見られる。
楽しげな気分になれる。
日本でもこういう宇宙系会社でてこないかな。
コメント