久しぶりのエントリーです。
少し前の話題になりますが、2017年5月12日に内閣府の宇宙政策委員会宇宙産業振興小委員会から「宇宙産業ビジョン」は公開されました。2017年6月9日(金)23時59分までパブリックコメントを募集しています。
「宇宙産業ビジョン2030」を踏まえた今後の対応等に関する意見募集について
宇宙産業ビジョンについてはまた別に取り上げたいと思いますが、「宇宙ビジネス」にフォーカスし、現在、約1兆2000億円とされる日本の宇宙産業の市場規模を2030年代早期に倍増することを目標として打ち出すなど、「やる気」を感じる内容になっています。
本サイト(宇宙観光企画)でも民間宇宙開発が「来る来る」と言い続けて早10年余り。今度こそ、いよいよ本格的に宇宙開発がビジネスにおける成長分野として捉えられるようになってきたと感じます。
宇宙ビジネス関連記事も少し前からさらに目立ってきました。
ただ、取り上げられるプレイヤーにはかなり偏りがあります。現時点では仕方ないのかもしれません。
投資家も熱く注目! 今こそ宇宙ビジネスの波に乗れ宇宙エバンジェリストが語る「こんな宇宙ベンチャーが成功する」
上記の記事は宇宙開発分野で長く取材活動を続ける林公代さんによるもの。記事中では宇宙ビジネスの「有望な分野」として以下が挙げられていました。
では、これから宇宙業界で起業する人に有望な分野は? 青木氏が挙げたのは、リアルタイム地球観測、宇宙旅行、資源探査、宇宙インターネットの4分野。
ここは分野をどう定義するかによって他の見方もできそうです。例えば、宇宙開発により近い分野から遠い分野までを分けて行ったとすれば、おそらく一番遠いところには以下のようなものがあるはず。
ファッション分野で宇宙モチーフは昔からありますが、宇宙への興味・関心が高まればこうした分野も盛り上がってきそうですね。
「コーチ」宇宙テーマにしたコレクション発売 NASAモチーフも
さて、あるビジネステーマが盛り上がってくるとどこからともなく出てくるのが「〜元年」「〜革命」「〜の衝撃」といった類の記事や本です。そうしたものが出てきたら、いよいよ(少なくともバブル的な意味では)本物といえるのかもしれません。
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