スペース・アドベンチャーズ社CEOの娘が学校の安全について語る理由

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宇宙系ファミリーの話題を。

2009年6月現在、実際に宇宙に旅行者を送り込んだ唯一の宇宙旅行会社である米スペース・アドベンチャーズ社CEOのエリック・アンダーソン氏の娘、クリスティーナ・アンダーソン(Kristina Anderson)さんがテキサス学校安全センター(Texas School Safety Center)のカンファレンスでスピーカーを務めたことがエリック氏のTwitterポストで明らかになった。

セッション名は「School Violence and Its Impact on Today’s Schools and Universities(今日の学校や大学における校内暴力とその影響)」。

実はクリスティーナさんがこうした講演を行うのはある事件が影響している。

2007年4月16日(現地時間)、アメリカ合衆国バージニア州ブラックスバーグのバージニア工科大学で銃乱射事件が起こったことを覚えている人もいるかもしれない。クリスティーナさんは当時同校に通っていたのだ。事件は33名が死亡するという痛ましいものだった。

SPACE.com — Report: Space Adventures CEO’s Daughter Injured in Virginia Tech Shootings

クリスティーナさんの講演はこうした体験が背景にあると思われる。

また、これもまったくの偶然だが、CEOのエリック・アンダーソン氏は、ドキュメント映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」でも有名なコロンバイン高校銃乱射事件の現場となったコロンバイン高校の出身である。

宇宙旅行産業界隈を散策していると、時々こうした妙なつながりに出会うものだ。
とはいえ、「事件」絡みについてはないに越したことはないが。

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