少し前まで、「宇宙ステーション」といえば「ミール」のことだった。
ロシアの宇宙ステーション「ミール」は15年間地球を回り続けた後、2001年に大気圏に突入。その役目を終えた。現在は同じ型の予備機が北海道苫小牧に展示されている。
このミールの運用中、もっとも長く宇宙に滞在した宇宙飛行士が、セルゲイ・アブデーエフ氏だ。現在の宇宙ステーションのクルーを合わせても歴代2位の長期にわたる期間である。今回、幸運にも氏にお会いする機会があった。
アブデーエフ氏はその前、自らが滞在したミールに会うため、苫小牧を訪れていた。
・宇宙滞在2年の飛行士が苫小牧に 搭乗の「ミール」予備機を見学
上記の記事中の写真は若い頃のもので、現在は髭を蓄えた温厚そうな紳士という感じだった。
ところで、アブデーエフ氏がミールに滞在していた1998年、日本からある珍客がミールに訪れている。
スキューバ・ダイビングもスカイ・ダイビングもこなすスーパー怪獣(?)、「ガチャピン」である。
このページを読むとガチャピンと宇宙へ行く乗組員として「セルゲー・アブディーエフさん」の名前がある。
ところが、宇宙でのガチャピンの映像が放送されることはとうとうなかったと記憶している。これがなぜなのかずっと気になっていたのだが、今回、直接その話をうかがうことができた。
その理由は・・・、
ひみつです(笑)
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