ヴァージングループが年次レポートでヴァージン・ギャラクティックの宇宙開発について言及

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via Virgin Group’s Corporate Responsibility and Sustainable Development Report 2010

少し前の話になるが、2010年4月1日、ヴァージングループは「Virgin Group’s Corporate Responsibility and Sustainable Development Report 2010」と題して、同社の企業責任における持続可能な開発への取り組みに関するレポートを発表した。

Virgin Group’s Corporate Responsibility and Sustainable Development Report 2010

レポート中、宇宙開発に関する部分は「OUT OF THIS WORLD」というタイトルでヴァージン・ギャラクティックの取り組みについてまとめられている。前半では再利用可能な宇宙機の採用によって宇宙飛行で排出される二酸化炭素を軽減することなど、環境に対する配慮について触れられ、後半ではヴァージン・ギャラクティックによる宇宙旅行マーケットの創出や様々な研究開発に対する新たな調査手法の提供など、事業としての展望が描かれている。

Out of this World

昨今の環境意識の高まりは宇宙開発にとっても他人事ではない。そうでなくてもロケットなどは環境に悪いというイメージを持たれがちだ。こうした環境への配慮や、従来よりも環境負荷を抑えられる利用ケースの提示、またはそれでも総合的に取り組むべきとする意義など、理解を得るための説明はより必要になってくるだろう。

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