宇宙でCM撮影、1本1億円は高いか安いか。

宇宙での映像制作ビジネスを手がけるSPACE FILMSが国際宇宙ステーション(ISS)で日清カップヌードルのCM撮影を行うことを発表した。

宇宙でのCM制作は“わずか”1億円–顧客第1号は日清カップヌードル – CNET Japan

宇宙でのCM撮影というと大塚製薬のポカリスエットがあるが、

ポカリスエットのCMの際はロシア宇宙庁が保有するビデオカメラを使っていた。このため、民間保有のビデオカメラを使ったCM撮影は今回が世界初ということになる。

なのだそうだ。ところで、記事中には「日本向けのCMを宇宙で撮影するのは、1991年の大塚製薬ポカリスエットのCM以来2本目となる。」とある(2005/9/22 11:40現在)が、ポカリスエットは2001年なのでは?(大塚製薬「POCARI SWEAT GOES TO SPACE!」サイト(当時))

ところで、宇宙で撮影する映像というと、「無重力で浮いている様子」や「宇宙から見た地球などの景色」が主になるのだろうが、これにいかにバリエーションを作るかが中期的な課題になるかもしれない。ISSの中からの映像だけでは最初はものめずらしくても、やはりすぐに「みたことのある」映像になってしまう。とはいえ、カメラマンは宇宙飛行士が兼ねるため、撮影手法で凝りたくても限界がある。難しいところだ。

このビジネスは基本的に、ISSに持ち込んだ特製HDカメラを利用する権利を有することが主な優位性になっており、撮影ノウハウによる差別化はこれからの話である。ということは現時点ではまず多くの利用ケースを蓄積することが先決になる。

利用方法としてはCM撮影のほかにもスペースシャトルの耐熱タイルの損傷チェックのための外観撮影や、スペースアドベンチャーズ社が行う個人宇宙旅行の記録用カメラなどが考えられているそうだ。

また、宇宙ならではと思ったのは「宇宙空間では放射線の影響によりHDカメラの受光素子が1日数個単位で故障する」といった部分。

やはり身近になっても宇宙は過酷なのだなと感じる。

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