グーグルがスポンサーの月面探査賞金レース「Google Lunar X Prize(グーグル・ルナー・エックス・プライズ)」は
・2015年末までに
・民間資金で無人探査機を月面に送り込み
・500m移動し
・ハイビジョン動画を取得し地球に送信する
というミッションの達成を目指すものです。そして現在、このレースには全世界18カ国から25チームが参加していますが、唯一、日本からも参加しているチームが「ホワイトレーベルスペース(WLS)」です。
実現には月への輸送手段であるロケットはもちろん、月面で活動する探査車(ローバー)が必要です。ロケットは既存のロケットを利用するとしてもローバーは自分たちで開発しなければなりません。
今回、ホワイトレーベルスペースは、この月面探査ローバーのプロトタイプ開発費と実験費用についてマイクロファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイア)」で支援を募集中です。目標とされているのは2012年12月6日までに200万円。このお金はプロトタイプの製作費および一部の実験費に充てられます。
500円から30万円まで、支援額によって様々な特典があります。すでに2名が10万円の支援を希望するなど、早くも33人から41万円余の支援希望が出ています。
詳しくは以下から。
■GoogleLunarX-Prizeに日本唯一の参戦!月面探査ローバーを開発。
JAXAも宇宙開発計画に対して寄付を受け付けていたりしますが、民間の宇宙開発もビジネスとして成り立たせる流れと合わせ、こうした支援によって支えられていく動きも出てきそうです。
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