via UNIVERSE TODAY
米宇宙開発ベンチャー「アルマジロ・エアロスペース」の打上げたロケットからみた画像が公開されている。
冒頭の画像に移っているのは地球と、降下時に使われる減速用の「Ballute(バリュート)」だ。バリュートは高速で使用する場合にパラシュートよりも耐久性があるのが特徴という。今回、バリュートを使用したシステムは不運にも計画通りには動かなかったというが、それでも打上げ場所であるニューメキシコ州のスペースポート・アメリカにノーズコーン(ロケットの先端部分)を戻すことに成功した。
■Armadillo Launches a STIG-A Rocket; Captures Awesome Image of ‘Ballute’
今回の打上げの最高高度は82kmだったそうだが、記事によれば次回は宇宙の定義とされる高度100kmからの「スペースショット」が予定されているという。予定する時期は春先、打上げ場所は今回と同じく、ニューメキシコ州のスペースポート・アメリカになる。
The next incremental step for Armadillo Aerospace will be a 100-km (~62 miles) plus “space shot” with the successor vehicle STIG-B, which is provisionally scheduled to launch in early spring from Spaceport America.
アルマジロ・エアロスペースは垂直離着陸型の有人宇宙機の開発も行っており、スペース・アドベンチャーズのサブオービタル旅行宇宙機として採用される予定になっている。
コメント