2012年2月、スペースXのドラゴン宇宙船が無人で国際宇宙ステーション(ISS)とのランデブーミッションに向けて打ち上げられる。
■NASA Announces Launch Date and Milestones for Spacex Flight
■SpaceX Will Launch Docking Mission In February
ドラゴン宇宙船はISSの宇宙飛行士が操作するロボットアームで受け止められてのランデブーを行う。これが成功すれば民間企業が開発した宇宙船で初めて軌道上の宇宙ステーションとドッキング(?)した事例となる。
以下の記事のように一時は不安視されていた本ミッションだが、着実に進み始めている。スペースX社のイーロン・マスク氏も「NASAに比べれば遅れはわずかだ」と述べているという。
上記の記事で頼もしいのは以下の部分だ。
一方で、民間のロケットと宇宙船を支援する他の人々は、NASAの厳しい予算を気にしていない。インターネット起業家で新興の宇宙ベンチャーに投資するエスター・ダイソン氏は、議会の予算は「非常に残念」だが、民間の宇宙ベンチャーの支援に関して「シリコンバレーではどんどん関心が高まっている」という。
同氏によると、非常に裕福な投資家らは「NASAがやらないなら、自分たちがやると話している」という。
IT企業と民間宇宙開発の関係についてはこのブログでも繰り返し書いている通り、様々な接点がある。これからは資金面だけでなく、サービス面においても連携が強まり、事業として成り立っていく事例がでてきそうだ。
というか、出していきたい。
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