イギリスの企業Reaction Engines(リアクション・エンジンズ)が計画する次世代無人宇宙機「Skylon(スカイロン)」が欧州宇宙機関(ESA)による技術審査を通過し、試作機開発へ進むこととなった。審査の結果、「致命的な技術上の問題はない」「エンジン及び機体は『今日(こんにち)の技術』で開発可能(The engine and vehicle can be developed with “today’s current technology”)」とされた。
Skylonは飛行機のように水平に飛び立ち、着陸する水平離着陸型の無人宇宙機。計画では15トンのペイロード(人工衛星などの貨物)をおよそ高度300kmの軌道に投入できる。コストは従来の50分の1に抑えられるという。
実現時期はざっと見たところ見つけられず。「Skylon Assessment Report」を読めば書いてありそうなのだけれども…。
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