宇宙ホテルの実現を目指すビゲロー・エアロスペース社の実験モジュール「GENESIS I」がロシアから打ち上げられ、高度550kmの宇宙空間でモジュールを「ふくらませる」実験に成功した。
民間宇宙ステーション試験モジュール打ち上げに成功! 宇宙で膨張して展開
ビゲロー・エアロスペース社の宇宙ホテルは居住空間を作り出すのに、宇宙空間で組み立てることはしない。小さくして持っていったモジュールを風船のようにふくらませて空間をつくりだすのだ。打上コストが少なくて住むので、これが実現できればより低価格の宇宙滞在が可能になるはず。今回打ち上げられた実験モジュール「GENESIS 1」の内部は26度に保たれているというから、気温だけでいえばかなり快適といえるだろう。今後、ソーラーパワーユニットで電源を確保しながら、搭載したカメラや通信機器などを活用した検証実験を進める予定とのこと。
ただ、観光目的で考えると、「ふくらませる」という構造で窓がどんな風につくことになるのかが興味深いところ。予想図などを見るとあまり窓らしい窓が見えないのだけど・・・。
ところで、Genesis Iから最初に送られてきた画像はこちら。結構荒い。
そして、んー、ふくらんでるっぽい?
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