宇宙旅行に早くも価格破壊の時代が到来!?5万ドルで宇宙へ!

まだ始まっていない準軌道宇宙飛行(サブオービタル)業界に早くも価格破壊の波が!?

宇宙旅行にも価格競争の波! ついにUS1万ドルの超低価格プランが登場に (MYCOM PC WEB)

1万ドル!!すごい!!

と思いながらPure Galacticのサイトを読んでいると・・・、
ん?1万ドルって予約保証金のことでは?(英語よくわからないけど)

The ticket price has been set at US$75,000 and partly refundable deposit to secure your schedule launch seat is US$10,000.

それにしても5万ドル程度まで安くなる見込みというから劇的に安いことには違いない。5万ドルということは、筆者が予約しているプランの金額10万ドルあれば2回いける!いきなりリピーター!ど、どうしよう・・・。

と、それはさておき、特に共感したのは以下のくだり。

Pure Galactic CEOのWesley Baker氏は「巨額の費用を要する宇宙旅行産業が立ち上げられるのはもちろんのことだが、当社は今後、豪華客船でのクルージングや、ヘリスキーで過ごすホリデーシーズンと比較しても、あと少し余分にお金を出すだけで参加できる宇宙旅行を、数年以内に実現することを目指している。これからは、宇宙旅行というものは、一部の限られた特権階級のためではなく、全人類に開かれたものとなっていき、世界中から新たに大勢の宇宙飛行士が誕生するようになることを期待している」とコメントした。

堀江氏の軌道宇宙飛行(オービタル)が数億円というのも相対的に安いには安いけど、数億円はやはり絶対的に高い。それに比べ、数万ドルは安い金額ではないけれど、例えば結婚式のように一生に1度(か数度)の経験と考えれば十分に現実的な話だ。

ところで、この事業が本当に軌道に乗ったとき、果たしてこれより価格の高いスペースアドベンチャーズヴァージンギャラクティックはどう差別化していくことになるかが気になるところだが、今のところはまず心配ないだろう。ヴァージンは他商品・サービスで培ったブランドやサービスノウハウ、そして「ヴァージンスペースシップ(VSS)」という明確な機体イメージによってファンを惹きつけることができるに違いないし、スペースアドベンチャーズが持つ「唯一実際に宇宙に旅行者を送り込んだ実績」もやはり未成熟の市場にとっては大きな信頼感につながるからだ。

それぞれの持ち味を生かして来年も盛り上げていってほしい。

って、来年の話は早すぎ!?
どうも最近は宇宙旅行を取り巻く状況について来年以降の動向を考えてしまうことが多いのだが、その話はまた今度・・・。

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