グーグル創業者が宇宙旅行を予約!国際宇宙ステーションへの初プライベートフライトになるか!?

とうとう、というべきか。

グーグル共同創業者のブリン氏、頭金5億円で宇宙旅行を予約(ロイター)

Google(グーグル)の創業者の一人であるラリー・ペイジ氏が宇宙を舞台にした賞金レースの主催などを行うX PRIZE財団の理事を務めていることは比較的(その筋では)知られている。また、これ以外にもグーグルはNASAと技術研究開発で協力したり、民間月面探査ロボットコンテスト「Google Lunar X Prize」をスポンサードしていたり、様々な宇宙に対する取り組みを行っている。

そしてこの度、グーグルのもうひとりの創業者であるセルゲイ(サーゲイ)・ブリン氏が、500万ドル(約5億3500万円)の頭金を払って宇宙旅行を予約したことが発表された。高度400kmの宇宙空間に浮かぶ国際宇宙ステーション(ISS)への旅である点はこれまでと同じだが、今回はロシア航空宇宙局がISSに宇宙飛行士を送り込む際に「同乗」させてもらうのではない。宇宙旅行のためにソユーズロケットを用意する、初の「ISSへのプライベート宇宙旅行」となる予定だ。

宇宙旅行を提供する宇宙旅行会社は米スペースアドベンチャーズ社。最近、あまり動きを聞くことがなかった同社だが、さすがに唯一宇宙旅行者を送り込んだ実績を持つ企業、だ。

記事中で米スペースアドベンチャーズ社CEOのエリック・アンダーソン氏が語ったところによると、

同社初となるプライベート宇宙旅行は、国際宇宙ステーション(ISS)への旅で、メンバーは500万ドルを支払って座席を確保する。ブリン氏が最終的に支払う総額は3500万ドル以上になる公算が大きい

という。

早ければ2011年後半から開始予定。

ロシアが2009年以降のISSへの旅行を中止するという発表を行って以来、地球を回る周回軌道への宇宙旅行は宇宙ホテルができるまで待たねばならないと思われていたが、これによってISSへの宇宙旅行が復活するかもしれない。

(以下は筆者がコメンテーターとして協力した関連記事)

ロシア連邦宇宙局は撤退でも宇宙旅行ビジネスは花盛り!(R25)

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