先日、筆者が理事を務めているNPO法人有人ロケット研究会の勉強会でグループ議論をする際のテーマを検討していて、候補のひとつに「早く宇宙に行くには?」というテーマをあげていた。これに対する答えのひとつとしてもちろん「宇宙飛行士になる」という選択肢もあげていたが、その時は「もう10年ほど募集もされていないし」と、これはないだろうと思っていた。
と、そんな矢先、
なんというタイミング(笑)
とはいえ、宇宙飛行士は超狭き門なうえに、すぐに宇宙にいけるわけではない。その意味で、「早く」行くには不向きな方法といえるだろう。そもそも、仕事で宇宙に行くのと、観光で宇宙に行くのとでは当然ながら目的が違う。例えば「海外に行きたい」という目的を達するのであれば、わざわざ海外「出張」を目指さなくても海外「旅行」をすればいいだけだ。
早く、宇宙も出張以外で行く人が多くなってほしいと願う。
いや、願ってばかりではいけないか。
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