(5/5分の日記がまだですが、今日はニュース紹介で…)
X PRIZEのスポンサーたるもの、やはり行っとかねばなるまい。
というわけかどうかはわからないが、X PRIZEのスポンサーAnousheh Ansari(アンサリ)氏がロシアで宇宙旅行の仮契約を行った、とロシアメディアが報道したいう。
Reports: X Prize Sponsor May Become First Female Space Tourist
アンサリ氏は、2006年秋に宇宙旅行に行く予定の榎本大輔氏が宇宙にいけなくなった場合に繰り上がって宇宙に行く候補者と考えられている。また、榎本氏が無事に宇宙旅行に行った場合も、2007年春のソユーズに乗る候補者として考えられているという。実現すれば、女性初の宇宙旅行者となるはずだ。ただし、2007年春は元マイクロソフトの技術者、チャールズ・シモニー氏も候補に挙がっており、いずれも確定したものではない。
仮にこの2つのチャンスで飛べなかったとしてもさらに次の2007年秋に飛べる可能性もある。私は、アンサリ氏にとって、この「2007年秋」がかなり重要なタイミングになると思う。
なぜなら、2007年の終わりごろから2008年にかけては、高度100kmの宇宙空間に到達して帰ってくるサブオービタル宇宙旅行の実現が濃厚になってくるからだ。この時期の宇宙旅行者には女性の名前も聞く。アンサリ氏が行くのは高度400kmの国際宇宙ステーションに1週間滞在するオービタル宇宙旅行であり、サブオービタルとは格が違うとはいえ、サブオービタルで飛ばれれば「女性初の宇宙旅行者」の称号は手に入らなくなってしまう。それより前に飛びたいところなのではないか。
なんといってもアンサリ氏は民間宇宙機の賞金レース「X PRIZE」のスポンサーである。
自らのレースにも負けるわけにはいかない。
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