「タンゴ」でISS(国際宇宙ステーション)の掃除がはかどるかも

ここでいう「タンゴ」はグーグルの「Project Tango」のこと。スマートフォンが周りの壁や人やモノなどの形や空間内の動きを3Dで認識することが出来るようにすることを目指したプロジェクトです。発表時はそのインパクトにかなり注目されました。すでに開発キットが一部の開発者に届き始めているようです。

以下の動画ではスマートフォンがどのように周囲の形状を認識しているかがわかります。
なんだかスキャンしている感じがかっこいいです。

そんな「タンゴ」がISS(国際宇宙ステーション)に行くことになりました。

Googleの「Project Tango」がNASAの「SPHERES」ロボに搭載されて国際宇宙ステーションに送り込まれるそうです

Googleが開発している復数のカメラとビジョンセンサーによって空間を認識できるAndroidスマートフォン「Project Tango」が、米航空宇宙局(NASA)の「SPHERES」ロボに搭載されて国際宇宙ステーション(ISS)に送り込まれることが明らかになりました。

ISS内で空中を動き回るバレーボール大のロボット「SPHERES」に搭載されるのだそうです。
これについての以下ニュースの動画では現在のISS内での「SPHERES」の様子もわかります。

タンゴによって「SPHERES」は、周りの状況をより正確に把握しながら移動できるようになる、はずですが、これが何に役立つのか考えていたらJAXAから出ていた以下の課題を思い出しました。

JAXAオープンラボ公募 「技術課題」

T25-5.国際宇宙ステーション「きぼう」船内用 監視・清掃ロボット
技術分野 : ロボット技術
要素技術 : 遠隔操作、壁面移動、遠隔撮影、無人清掃
背景:
国際宇宙ステーション(ISS)では、宇宙実験の他、人の介在が必要な数々の作業を宇宙飛行士が行っているが、その中には清掃などの単純作業が含まれている。宇宙飛行士の作業負担を軽減するとともに、限られた活動時間をより高度な作業に集中させるために、単純作業はロボットや装置が宇宙飛行士の代わりに実施することが望ましい。
JAXAではロボットや装置に代替させたい単純作業のニーズの識別を行い、ニーズ共通的に要求される基本機能を有する「移動型監視ロボット」と、代替効果が高いと想定される「清掃用ロボット・装置」を有人支援ロボットの技術実証の対象として設定した。
提案要請:
国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」船内で利用可能な、①移動型監視ロボット と ②清掃用ロボット・装置 をそれぞれ実現する技術提案を求める。(提案には①と②の両方を含めること。)

求められる掃除内容は各所の「ほこり除去(吸引)」とハンドレールなどの汚れの「ふき取り」なのだそう。以下のような感じでできそうです。

  • タンゴのセンサーで周囲の形状を認識
  • 3Dでパターンマッチングを行い、掃除箇所を見つける
  • 移動して掃除する

効率をあげるために掃除箇所を記録して定期的に掃除するようにしたりするなどもできそうです。どうでしょうね。

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