打上費込で8,000ドルの超小型衛星キットは宇宙ビジネスに使えるか!?「TubeSat Personal Satellite(PS)Kit」

今日のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で超小型衛星の開発やこれを使った宇宙ビジネスが特集された。これまで宇宙ビジネスというとロケットで人工衛星を打ち上げる打ち上げビジネスが取りあげられることが多かったが、今回は宇宙にどういった「機能」をどのように打ち上げるか、という話題だ。番組中で紹介されたのは衛星開発ベンチャー「株式会社アクセルスペース」の超小型衛星は、宇宙からの自前の観測手段を求めた「株式会社ウェザーニューズ」の発注によるものだった。

その超小型衛星のお値段は、というと約1億円~数億円。従来よりは断然安いが、やはり「ちょっと打ち上げてみようか」というわけにはいかない。

しかし、世の中には打ち上げ費込8,000ドル(約72万円)という格安の「TubeSat Personal Satellite Kit」なんてものもある。

想定用途も色々。

▼ Earth-from-space video imaging
▼ Earth magnetic field measurement
▼ Satellite orientation detection (horizon sensor, gyros, accelerometers, etc.)
▼ Orbital environment measurements (temperature, pressure, radiation, etc.)
▼ On-orbit hardware and software component testing (microprocessors, etc.)
▼ Tracking migratory animals from orbit
▼ Testing satellite stabilization methods
▼ Biological experiments
▼ On-orbit advertising
▼ Private e-mail
▼ Space art
▼ Space burials

打上はトンガのスペースポート・トンガから打ち上げられる予定という。

ざっとみたところ、商業利用に制約はない(間違ってたらコメントください!)ようだ。この値段であれば、プロモーション目的での活用も検討出来るだろう。

ただ、いつ飛ぶかには注意が必要そうだ。筆者自身も以前設立した会社で高度100kmに到達するサブオービタル宇宙旅行をプロモーションで活用する提案を行っていたが、やはり「いつ飛ぶか」がネックとなり、なかなか話が進まなかった。極端な話、いつ飛ぶかが確定出来ないと、結局、あの「ペプシの宇宙旅行」のように懸賞利用しかできなくなってしまう。

もちろん超小型衛星のほうが確実性はあるが、それでも打ち上げの延期も織り込んだ上でプロモーション計画は立てるべきだ。

筆者は以前、宇宙観光利用目的に特化した「宇宙観光衛星」の提案をとある企業に行っていたが、当時はコストがネックでいくら試算しても利益が出せず、諦めざるを得なかった。もう一度トライ出来る時期に来たのかもしれない。

株式会社アクセルスペース

株式会社ウェザーニューズ

MAKE: Japan : TubeSat – パーソナル衛星キット?

TubeSat Personal Satellite Kit

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