NASAはこれまでもGoogle(グーグル)社やRocketplane Kistler(ロケットプレーン・キスラー)社などの企業と提携を行ってきた。
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・NASA、民間企業を2社選定(sorae.jp)
そして、このたび、NASAはVirgin Galactic(ヴァージン・ギャラクティック)社とも共同研究のための提携を行ったとのこと。
・NASAとVirgin Galactic、超音速宇宙船を開発へ(CNET JAPAN)
米航空宇宙局(NASA)は米国時間2月21日、商業宇宙飛行の実現に向けた未来のテクノロジを共同で研究するために、宇宙旅行会社Virgin Galacticとの2年契約に調印したと発表した。
ただ、NASAの関係者によれば、Virgin Galacticの取り組みをNASAが具体的にどのように支援していくのかはまだ議論中だという。また、資金面についても互いになんらかの対価が発生することはないそうで、その意味では純粋な技術的交流が主となるだろう。とはいえ、商業宇宙飛行に対する無形の貢献としては大きなものになるに違いない。
ところで、宇宙旅行といえば、Rocketplane Kistler(ロケットプレーン・キスラー)社、Virgin Galactic(ヴァージン・ギャラクティック)社のほかに、忘れてはならないSpace Adventures(スペース・アドベンチャーズ)社があるが、ここはまだNASAとの提携関係はないようだ。
それぞれの提携の成果によって、宇宙旅行がより早く身近なものとなることを期待したい。
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