「宇宙からTwitter」とうとう届いた第一声は?

WS000013.JPG

スペースシャトル・アトランティス(STS-125・HST-SM4)で宇宙に飛び立ったMike Massimino(マイク・マシミーノ)氏からのTwitterメッセージの第一声が5月13日(日本時間)朝に届いた。(上記)

「地球周回軌道から: (シャトルの)打ち上げはすごかった! すばらしい!一生懸命働いて、景観を楽しむ、一生に一度の冒険が始まったのだ!」

気負いのない、いいコメントではあるが、もう少し歴史に残りそうな内容でもよかったかもしれない。それこそ、「もし1960年代にTwitterがあったらニール・アームストロングはなんとつぶやく?」で紹介したような、

「That’s one small tweet for man, one giant tweet for Mankind.(これは一人の人間にとっては小さなつぶやきだが、人類にとってはおおきなつぶやきだ)」

といったものだったら、賛否両論で盛り上がったことだろう。

さて、続いて夜には第二声が届いている。

“「宇宙からTwitter」とうとう届いた第一声は?” の続きを読む

フィクション?ドキュメンタリー?映画『アルマズ・プロジェクト』


via 映画『アルマズ・プロジェクト』公式サイト

昨年から今年にかけて宇宙系映画が目立つ。内容もフィクションからドキュメンタリーまで様々だ。

そんな中、ちょっと異色の宇宙系映画が。映画『アルマズ・プロジェクト』だ。

映画『アルマズ・プロジェクト』公式サイト

各種記事では以下のように記述されている。

「”アルマズ・プロジェクト”とは、約10年前となる1998年11月にロシアが闇に葬ったとされる宇宙計画だ。()あらゆる手段を使って情報を集めても、打ち上げた事実を述べる程度のものしか公開されていない謎のプロジェクトでもある。謎多きアルマズ号には当初から様々な噂が存在したが、ロシアの情報筋はその全てを否定してきた。本作は、その計画の存在を証明し、悲劇の最後までをも収録した映像を編集したものだ。」

とはいえ、実際の映像を一部に使用した「ドキュメンタリー風」だろうといわれている。
その真偽はぜひ観て判断してほしい。

“フィクション?ドキュメンタリー?映画『アルマズ・プロジェクト』” の続きを読む

宇宙旅行先で宇宙船が壊れたら・・・

3291344559_2f3400e491.jpg
Only in Los Angeles (via benjaminmorris1)

たまにはこんな記事も。

地球上の旅行と宇宙旅行には様々な違いがあるが、かなり困るもののひとつとして「現地調達ができないこと」がある。地球であれば、なにか失くしたり壊れたり大抵のものは買うことができるが、宇宙ではそうはいかない。基本的にすべて荷物として持っていく必要がある。

確かに宇宙も月まで行けば資源とされるものがあるが、すぐに使える状態には程遠い。

では、宇宙旅行の旅先で宇宙船が壊れてしまったらどうすればいいのだろうか。

そんな境遇に陥ってしまった人(宇宙人?)がロサンゼルスにいたらしい。それがこの写真。

宇宙船が壊れた。部品求む!」と書いてある。

この人は無事に宇宙船を直すことができたのだろうか。

皆さんも宇宙旅行に行く際には工具セットを忘れずに。

宇宙旅行、カメラは何を持っていく?

X_Prize_2_view_from_space_0175_web.jpg
高度400kmの地球周回軌道を回っている国際宇宙ステーション(ISS)に日本人として初めて長期滞在する若田光一宇宙飛行士が「OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ E-3」を持っていくのだそうだ。ISSの日本実験棟「きぼう」から地球などを撮影し、帰還後に写真展などで公開するという。
記事中では、NASAでは記録用カメラとして通常ニコン製のカメラを使用しており、別メーカーのカメラが宇宙に行くことは珍しいとしているが、過去を振り返ると実はそうでもない。

“宇宙旅行、カメラは何を持っていく?” の続きを読む

そっちのでもないあっちのでもない宇宙服って!?

「宇宙服」と聞いて、まず普通は宇宙遊泳や月面着陸で使うような、あのごっつい機能的な宇宙服を思い浮かべるだろう。そして、このサイトを見ている人や、ちょっと宇宙関連の話題を知っている人なら、11月はじめに発表が行われた「スペース・クチュール・デザインコンテスト」の受賞作品のようなファッション性に重点をおいた宇宙服を思い浮かべるかもしれない。

しかし、今回紹介する宇宙服はそのどちらでもない。いわば、その中間に位置する宇宙服だ。

ファッション界最後の砦? 宇宙旅行

この宇宙服は安全かつSF的ファッショナブルさをあわせ持っている。高度約152.4キロ(50万フィート)で生命を30分間維持する機能があるというからなかなかだ。「宇宙」は高度100km以上とされているから、150kmで生存可能なこの服はあらゆる定義から見ても文句なしの「宇宙服」といえるだろう。完成は2007年を目指し、リース代は一着3,000~6,000ドル(約35万~70万円)と推定されている。

「ん?リース?」と思った方もいるかもしれない。そう、今のところはリースを中心に考えているらしい。それはそうだろう。1年に何回か使うならまだしも、「当面」は一生に1回使うかどうかの「衣装」だ。その意味ではこの宇宙服を「お買い上げ」することは、成人式の振袖やウェディングドレスを買うことよりも機会のレアさからいってそれこそレアになるのだろう。

と思ってはたと気づく。

機会がレアなんだったら、逆に「宇宙に行った記念に」といって買う人もたくさん出てくるんじゃないだろうか。振袖やドレスは個人にとってはレアなイベントで使ったものでも身の回りでレアじゃないからモノとしての価値は高くない。でも、個人だけでなく身の回りの機会としてレアであればモノとしても十分(話のタネという面も含めて)価値があるという見方ができる。機会が少ないからリースという考え方もあるが、「メニューは一番下よりひとつ上を選ぶ」という心理からも、むしろリースは松竹梅の「梅」の位置づけとし、「竹」や「梅」である宇宙服を売る、という線もアリなのかもしれない。

ところで、この宇宙服を提供するOrbital Outfitters社の代表、リック・タムリンソン氏にはこれまでも昨年のX PRIZE CUPでお会いして以降、5月の国際宇宙開発会議、10月のX PRIZE CUPの度にお会いしては興味深い話を聞かせていただいていた。この宇宙服の話もその中で聞いていたお話の中のひとつだ。

少し前までは構想で終わっていたかもしれない事業が次々と形になっていく。そんな業界の黎明期に再び出会えたことは自分にとっても特別にレアな経験になるだろう。
その記念に自分は何を残せるのか、動きながら考えていきたい。なんちて。