宇宙チラシ、宇宙紙ふぶき、宇宙尋ね人、・・・

宇宙に名前を書いた金属板を打ち上げるのはよく聞くけど、これは宇宙で書くタイプ。

asahi.com: 宇宙空間にメッセージ 近畿大教授らがビジネス化構想

構想では、50センチ立方、重さ50キロ程度の小型衛星に縦5センチ、横10センチの紙のカードを10万枚積み込み、地上からの通信で結婚式や誕生日などのメッセージを印刷、日本上空など指定の位置で宇宙空間に放出する。カードが宇宙空間を漂う様子は、衛星に取り付けたビデオカメラで中継・録画する。

10万枚!!これだけ積んでればいろいろ使えそう。
この衛星はセレモニー用だし、プリンターも文字のみか絵もOKか、さらに言えば(多分違うだろうけど)カラーOKかによっても変わってくるけど、例えば・・・

■宇宙チラシ
宇宙にチラシをまく。10万枚あれば大量に印刷できそう。
衛星は高度500kmにあるらしいので、徐々に地球に落ちてくる途中で高度400kmのISS(国際宇宙ステーション)からみえるかもしれない。中にはISSの窓にはっつくのもあるかも。宇宙ステーションに人がたくさんすむようなことになれば、DM業として安定したビジネスになるかもしれない。そうすると、多分ピンクチラシ業者も出てきて問題になったりするのだろう。

とはいえ、紙だから安全というわけではない。リアルに語ればやはりISSにとっても危険。熱などによって2,3ヶ月で消滅するとはいえ、地球上と同じように短期間にまきすぎたら消滅する前に困ったことが起こりそう。

■宇宙紙ふぶき
お祝いセレモニーに欠かせないモノ。それは紙ふぶき。
というわけで、10万枚もあるなら超高速で吐き出し、紙ふぶきを宇宙に散らす。

そして環境問題に・・・。

■宇宙尋ね人、宇宙尋ね犬・・・
将来、宇宙で行方不明になる人もいるだろう。家出して宇宙に行ってしまう人もいるかもしれない。周りの人がどうにか連絡をしたくても、普通の通信手段だけでは届いていないかもしれない。それが人間ではなく、宇宙ではぐれた犬や猫ならなおさらのことだ。

そんな時、ハイテクでアナログな宇宙尋ね人ビラや尋ね犬ビラが活躍。

やってることはチラシと同じなのだけど、見たときにはやっぱり「みつかるといいねぇ」なんて思ってしまいそうなあたりが宇宙で精神衛生を保つのにも役立つのでは?

利用方法はまだまだありそう。

ところで、この通信の電波はどこらへんの周波数を使っているのだろう。というのは、周波数によってはビジネス利用が制限されるため。例えば、中須賀研究室(東京大学)のCubeSat Projectでは宇宙で撮った画像の転送にアマチュア無線の周波数帯を使っているため、ビジネス利用ができない。
まあ、そこらへんに抜かりはないのだろうけども、ちょっとした興味で知りたいなぁ。あ、聞けばいいのか。

なんにせよ、宇宙ごみには気をつけましょう。
ポイ捨てはだめよ。

あ、回収衛星もセットで飛ばしたらどうかな。
どうやって回収するかは考えてないけど・・・(苦笑)

コメント

  1. ほうほうほうと、ちょと感動!
    先ほどTVの特集で、東京大学の学生が作った
    人工衛星を取り上げていた。

    世界最小人工衛星からの画像 「東京大学中須賀研究室提供」

    東京大学〓

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