会社で宇宙旅行についてプレゼンする。

先日、社内で宇宙旅行についてプレゼンした。

宇宙旅行を予約したということなどはすでに知れ渡っているので普段から内輪で話すことは多いのだけれど、普段は半ばネタっぽく話すことが多い。しかし、それは今の宇宙観光ビジネスの現状からすれば当然のことだ。ITビジネスについて真剣に語ることはあっても、宇宙観光ビジネスでそれはない。

なぜかといえば、まだ「見えてこない」のだ。
言い換えれば真剣に考えるだけの情報がない。

たしかに少しずつ宇宙関連のニュースは増えてはきたが、これまでの「宇宙」のイメージが強すぎてそれを上書きするほどには至っていない。関心はあっても古いイメージに勝てないのだ。

「ならば、古いイメージに勝てるだけの新鮮なリアルを伝えてみよう。」
そう考えて、会議時間をとってプレゼンさせてもらった。

曖昧ではない具体的な会社名、金額、時期、契約、映像、そしてなにより自分の体験。あらゆるリアルな情報を伝えることで、イメージ先行の宇宙をもっと手元に引き寄せようとした。初めて宇宙にいった民間宇宙船があんな形をしていることをはじめて知った人も多く、ロケット噴射の場面ではどよめきが起こっていた。

果たして、宇宙は周りの人にとってのリアルになれただろうか。

後からある人が「そういえば新聞で宇宙の記事を見た」と報告してくれた。それは近畿大学の宇宙ビジネスの記事だった。
リアルな宇宙がようやく一矢報いたのは確かなようだ。

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