2006年6月7日(水)金沢市で、スペースゲート、米ロケットプレーン・キスラー社、有限会社国際宇宙サービス、有限会社銀河ヒッチハイカーズ、そして宇宙観光企画の主催により、民間商業宇宙飛行士「ミッション・コマンダー」の記者発表を行ってきました。(ロケットプレーン社はロケットベンチャーのキスラー社を買収して社名が変わりました)
「ミッション・コマンダー」は、宇宙機に搭乗し、実験機材や各種イベント関連機材の操作、CM等の撮影を行ったり、旅行者に同乗する場合は各種演出等を行う、新しいジャンルの宇宙飛行士です。例えばロケットプレーンXPは4人乗りで前列左にパイロット、右にミッション・コマンダー、後列に機材等、という配置になります。
ミッション・コマンダーの詳細は別途説明項目でご紹介します。
さて、記者発表は当日早朝に東京を発って夜に寝台列車で帰ってくるという、またしても強引なスケジュールとなりました。(とはいえ、ちょっと寝台に乗ってみたかったというのもあります…)記者発表の準備は先に金沢入りしていた方々がしてくれていました。手伝うことができず、申し訳ないです…。
発表は以下のような流れで行われました。
15時、まずはスペースゲート代表代理として大貫美鈴さんが説明を行いました。スペースゲートはJAXAの産学官連携プロジェクト「オープンラボ」のユニットでもあります。
その後、米ロケットプレーン・キスラー社のチャック・ラウアー氏が現在開発中の宇宙旅客機「XP」の説明などをおこないました。
そして、最初のミッション・コマンダー(MC1)である山崎大地さんからミッション・コマンダーとして検討している計画などについての説明がされたのち、2番目のミッション・コマンダー(MC2)の星野誠さん、そして私の順で今後の活動計画をご説明しました。私は3人の中でただひとり「社長」ではないのですが、宇宙業界とは別企業に属していることによる相乗効果を目指し、いわば「企業内ミッション・コマンダー」としてなにができるかを考えていきたいと思います。
ミッション・コマンダーはこれまでの宇宙飛行士とも宇宙旅行者とも違う新しいカテゴリです。ミッション・コマンダーである私たちはこれまでの経験や知識を可能な限り生かしながらも、まったく新しい挑戦を行っていくことになります。その意味では、すでにあるニーズに対して行われるビジネスではなく、市場そのものを作りだそうとする「宇宙ベンチャー」の意味合いが強いものです。
ミッション・コマンダーの活動を通して、まずは多くの人たちの目を「現実的な可能性」として宇宙に向けさせることができればと思っています。これによって個人の視野が広がり、間接的に各自のライフスタイルを豊かなものにしていくことができれば、結果として具体的な「市場」が立ち上がってくるのだと考えています。
記者発表が終わった後も多くのご質問をいただき、私たちにとっても非常に有意義な場となりました。「市場を作りあげたい」と何度もいってしまいましたが、それを現実にするため、理想を掲げながらも現状を見据えて着実に活動を進めていきたいと考えています。
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ミッション・コマンダー3
箱田 雅彦
・ミッション・コマンダー活動の報告はこれまでと同様、「宇宙観光企画」で行っていきますが、他メディアでの展開も検討しています。決まり次第、ご報告します。
参考記事:
■“夫も宇宙遊泳”米の宇宙旅客機に邦人3人の搭乗決定(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060607i413.htm
■宇宙飛行でビジネスを 日本人3人もチャーター(東京新聞、ほか)
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006060701003289.html
■ロケットプレーンXPに日本人3名(DICE-K.com)
http://www.dice-k.com/030201/1358.html