民間開発ロケットが国内で初めての宇宙空間へ挑む日におすすめの心構えと楽しみ方

「MOMO(モモ)」という名称よりも「ホリエモンロケット」という呼び方が広まってしまったインターステラ・テクノロジズ社のロケット。2017年7月29日(もしくは30日)に予定される打ち上げに成功すれば、民間企業が開発したロケットとして国内で初めて宇宙空間に到達することとなります。

となれば、その打ち上げの成否に注目が集まるのは当然のこと。しかし、当事者や宇宙開発を知る人々がことあるごとに口にするように、宇宙開発には天候も含め不確定要素も多く、すんなりといくとは限りません。

では、どんな心構えで打ち上げを見守れば良いのか。本記事ではおすすめの楽しみ方をご紹介します。

1.一喜一憂する

民間宇宙開発の時代はまだまだ始まったばかりです。インターネットが一般化した歴史でいえば、スペースXはモザイクかネットスケープか、といった頃のイメージです。

だから、まだまだ不測の事態は起きます。でも、それが致命的でない限りは全てが(当事者にとっても後進にとっても)糧になります。そして、確実に成功に近づいて行くことができます。

当事者であれば一喜一憂せずに淡々と取り組んでいくことも大事ですが、応援する立場としてはあえて一喜一憂するのがおすすめです。喜ぶべき時に大いに喜び、残念な時は大いに残念がりましょう。

そんな時代を目の当たりにできる機会は貴重です。一喜一憂して時代を体に刻み込みながら、成功も成功に向けたデータ収集(発展的失敗ともいう)も含めて見守り、楽しみましょう。

2.周りの人と話す

今回の打ち上げは国内初ということもあり、様々なメディアが取り上げています。
すると、普段は宇宙開発に興味のない人も偶然目にしている可能性があります。もし、ちらりとその話題が出たら(もしくはさりげなく促して)感想を語り合ってみましょう。一度宇宙開発を気にし始めるとそれからは自然に目にとまるようになるので、うまくすれば話し相手が増えます。

ただし、無理強いや一方的に話しすぎるないようにしましょう。話し相手が減ります。

もっと突っ込んだ話がしたくなったら、ネットでもリアルでもそんな人が集まるコミュニティに顔を出しましょう。

例えば、僕が関係する団体ではこんなところがあります。

リーマンサット・プロジェクト
NPO法人有人ロケット研究会

3.他のプロジェクトもみてみる

MOMOで宇宙開発に興味を持ったら他の宇宙開発プロジェクトも調べてみましょう。

そして、もし興味を持ったプロジェクトが協力者を求めているようなら、できる範囲で参加してみましょう。また見方が変わってくるはずです。

ただし、くれぐれも無理のないようにしましょう。

最後にもう一度

宇宙開発にはまだまだ不測の事態がつきものです。

7月6日に行われた打ち上げ発表記者会見でも、予定する日に打ち上げられない可能性があることは度々強調されていましたし、記者会見以後も今回打ち上げられなかった場合の次回打上時期について早くも言及するなどされていました。

輝かしい未来像をぶち上げる類の記者会見とは全く違い、ともすれば「弱気」と捉えられそうな説明に戸惑った人もいたかもしれません。実際、ある関係者も記者会見後に「そこまで言わなくてもいいのにね(笑)」と冗談交じりに話していたほどでした。

民間宇宙開発の話題をリードし、成功者とされるイーロン・マスクのスペースX社もこれまで様々な危機を乗り越えてきました。他にも世界の国々による宇宙開発で起きた様々なトラブルを考えれば宇宙開発における不測の事態は想定内といえます。

今回の打ち上げが仮に失敗したとしても、また、成功したとしても、それで何かが終わるわけではありません。民間宇宙開発、宇宙ビジネスの発展に向けた物語はまだまだ続いていきます。

というわけで、

打ち上げ成功を祈っています!

 

 

インターステラ・テクノロジズのロケット開発の初期については以下の本が詳しく、面白いです。

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