2007年4月アーカイブ

ユーリ・ガガーリンによる人類初の宇宙飛行を記念して世界各国で開催される「Yuri's Night(ユーリズ・ナイト)」。日本でもつくばや去る2007年4月14日には横浜で開催されました。ちなみに宇宙観光企画もイベントスポンサーのひとつだったりします。

当日の様子は宇宙系ニュースサイト「sorae.jp」さんの方でもレポートされているので、こちらでは私が今年行ったもうひとつのYuri's Nightについてご紹介します。

■Yuri's Night in Second Life
Second Life(セカンドライフ)」というインターネットサービスをご存知でしょうか。もちろん、引退後の老後を指す以外の言葉です。最近はテレビでも結構採りあげられており、ちょうど2007年4月16日の朝日新聞にも掲載されたらしく「名前はなんとなく」という方もいると思います。

Second Lifeの見た目は3Dのゲームに似ています。Yuri's Night in Second Lifeを簡単に言ってしまえば、そのゲームのような世界の中で「みんなでパーティーしよう!」ということなのです。Yuri's Nightのサイトを見ると、以前紹介したInternational Spaceflight Musium近郊で行われるようです。

というわけで、早速4/12に行ってみたのですが・・・、

20070416.jpg

こちらが会場です。まだ、誰もいませんね・・・。
日本では夜でも、Second lifeの主要なプレイヤーが住んでいる国はまだ時間的に早いようです。会場には史上5人目の宇宙旅行者、チャールズ・シモニーさんからのビデオメッセージが流れていました。この時はちょうどシモニーさんが宇宙に行っている最中。うらやましい限りです。

会場をよく回ってみるとまだ準備中のようで、DJらしき人が前のブースでセッティングをしていました。

20070416-2.jpg

そしてこちらがメイン会場を上から見た様子です。真ん中にガガーリンのイラストがあります。広いですね。

残念ながらパーティーが最高潮に達した時間にはアクセスできなかったのですが、雰囲気だけは感じることができました。こうしたパーティーは、今後、メールやSNSとはまた違うネット上での集い方として、ひとつのスタンダードになっていくかもしれません。


ところで、宇宙とSecond Lifeをテーマに4月にお話の機会を持ちたいと言っていましたが、今度の4月21日に行われる有人ロケット研究会の勉強会では時間の関係上、難しそうです。10分ほどの時間で概略をお話しするにとどめたいと思います。さらに実験を進めた後に別の機会でお話できればと思いますので、よろしくお願いします。

お問い合わせはこちらまで。

最近、更新をサボりすぎじゃないかという状況ですみません・・・。せっかく史上5人目の宇宙旅行者、チャールズ・シモニー氏が宇宙へ旅立ったというのに。

しかし、一般メディアを含めて色々なところで報道されていますね。ニュース検索で引っかかる数がかなり多いです。3人目のグレッグ・オルセン氏まではさほどでもなかったように思うので、その後の日本人宇宙旅行者誕生の可能性の話題を含め、徐々に注目が集まる土壌ができてきたのかもしれません。

まずは宇宙旅行機運の醸成を目指したい宇宙観光企画としてもうれしい限りです。

さて、そんな5人目の宇宙旅行者チャールズ・シモニー氏ですが、彼のプロフィールでもっとも有名なのは…、そう、カリスマ主婦マーサ・スチュワートの恋人であるということ。…も有名ではあるんですが、それよりもマイクロソフトのWordやExcelの開発者である、ということではないでしょうか。

しかし、マイクロソフトといえばやはりこの人を忘れてはいけません。


ゲイツ氏がISS滞在希望=米人宇宙旅行者明かす(時事ドットコム)

ビル・ゲイツ氏も宇宙旅行を検討中=ロシア人飛行士明かす(時事ドットコム)

「米人宇宙旅行者明かす」
「ロシア人飛行士明かす」

って、方々で明かしまくりだな(笑)

とか思っていたら、双方とも

「シモニー氏(アメリカ)→ユルチヒン船長(ロシア)→記者」

という流れで出てきた話らしい。ゲイツ氏はシモニー氏も行っている国際宇宙ステーション(ISS)への滞在を希望しているそうだ。ちなみに米宇宙旅行会社スペース・アドベンチャーズ社ではゲイツ氏からの話は聞いていないとのこと。

単に「希望」であれば多かれ少なかれする人は多いのだけど(ちなみに私も希望してます)、それでも採りあげられるのが、やはりゲイツ氏たる所以なのだろう。経済的な問題はないし、2008年7月に引退予定だからその後の予定調整もききそうだ。

ところで、「マイクロソフトと宇宙」といえば、マイクロソフトの共同設立者ポール・アレン氏が世界初の民間宇宙機スペース・シップ・ワンの開発に資金提供していることも知られている。ゲイツ氏の宇宙旅行が実現すれば、マイクロソフトとゲイツ氏のネームバリューもあいまって、これまで以上に注目を集めることになるのは想像に難くない。(かなり先になりそうだけど)

宇宙に対する企業の取り組みという面ではGoogleがリードしているように見えるが、X PRIZE財団の理事を務めるGoogle創業者のラリー・ペイジ氏でさえ、宇宙旅行計画の話は聞いたことがない。もし、ゲイツ氏が単に旅行としていくのではなく、その後の活動を模索しているのだとすれば、宇宙旅行者としての体験は非常に貴重なものとなるだろう。

ITで成功をおさめた人が宇宙ビジネスを手掛ける例は、他にもAmazon.comのジェフ・ベゾス氏、大ヒットゲーム「Doom」「Quake」の開発者ジョン・カーマック氏、Paypal社のイーロン・マスク氏などがいる。彼らはこう言うに違いない。

「ビル・ゲイツ、おまえもか。」

(追記)
CNET Japanでも報道されました。
B・ゲイツ氏、宇宙旅行を検討か--海外メディア報道(CNET Japan)

「地球は青かった」

との有名な言葉は実はこのままの言葉ではなかったようですが、かなりいろいろはしょっていつつ、エッセンスを伝えたものではあるようです。

それはそうと、今年もガガーリンが宇宙に行った1961年4月12日を記念したイベント「Yuri's night(ユーリズ・ナイト)」が開催されます。日本での会場は2つ。横浜は4/12と4/14、つくばは4/13と14日にあります。詳しくは事前申し込み先を!

ところで、今年2007年はガガーリンを宇宙に送り出した立役者、セルゲイ・パヴロヴィチ・コロリョフが生まれて100年目、そして人類初の人工衛星「スプートニク」が打ち上げられて50年目にあたります。
そんな記念すべき今年のYuri's night 2007、ぜひどうぞ。

Yuri's night 2007

■事前申し込み
横浜会場(4/12,14)
日時:2007年4月14日(土) 16:30~21:30
(受付・開場:16:30 開演:17:00 終了:21:30)
場所:Lost&Found
(みなとみらい線大通り駅徒歩5分、JR根岸線関内駅徒歩10分)
※ワンドリンク軽食付きで事前申込1500円、当日2000円。当日遅くなっちゃうけど行ってみたい人という方、20時以降の場合は入場500円(ドリンク別)でOK。
・・・など

つくば会場(4/13,14)
日時:2007年4月13日(金) 19:00~21:00
場所:筑波大学第三学群食堂(第三学群棟A棟1階)
・・・など


ちなみに「ユーリ・ガガーリン」をロシア語で書くと、

Юрий Алексеевич Гагарин,

・・・読めません。

前回紹介した「#96 2007年宇宙観光の旅」(日テレG+ おとな館)がサイトでも見られるようになりました!

日テレG+ おとな館「#96 2007年宇宙観光の旅」

読売新聞の安田幸一記者、JTBのNICK中村氏、スペース・フロンティア・ファウンデーションの大貫美鈴氏らによって宇宙旅行の現在、そして今後が語られています。

ちなみに、私も静止画で大貫さんのとなりにちょっとでてました・・・(汗)

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