2006年8月アーカイブ

日本人初の宇宙旅行者となる予定だった榎本大輔さん(Dice-K)のフライトが医学上の理由で中止となる見込であることが伝えられた。打上は2006年9月14日に予定されていた。
榎本さんのサイト「Dice-K.com」によれば、まだ本人からの連絡はないという。

ライブドア元役員・榎本氏の宇宙旅行、中止へ(asahi.com)

Japanese Space Tourist Pulled from ISS Flight for Medical Reasons(SPACE.COM)

Dice-K、最終チェックでNG?フライトは延期?(Dice-K.com)

これによってバックアップクルーとして榎本さんと一緒に訓練を受けていたアニューシャ・アンサリさんが女性初の宇宙旅行者として宇宙に飛び立つ可能性が出てきた。アンサリさんはX PRIZEの出資者アンサリ家の一員。

スペースシャトルが2010年には役目を終える予定であることは比較的知っている人も多いのではないだろうか。しかし、その後、アメリカが国際宇宙ステーション(ISS)への往復になにを使うのかは知らない人のほうが多いかもしれない。

アメリカは新しい宇宙機としてCEV(Crew Exploration Vehicle)と呼ばれる宇宙機を計画しているが、これは月や火星に行くために計画されているものであり、そもそも実用化も2014年以降というからスペースシャトルの退役には間に合わないということになる。

そこで、NASAでは国際宇宙ステーション(ISS)への往復に民間の宇宙機を採用することにした。その計画がCOTS (「コッツ」Commercial Orbital Transportation Servicesの略)と呼ばれるものだ。この開発会社選択はコンペで行われ、これまで20社以上の会社・団体が競ってきた。

そして、とうとうその結果が発表された。

SpaceX, Rocketplane Kistler Win NASA COTS Competition(SPACE.com)

勝ち取ったのはスペースX社とロケットプレーン・キスラー社。

スペースX社は5月の国際宇宙開発会議に行った際に工場見学をした会社であるし、ロケットプレーン・キスラー社は昨年のX PRIZE CUPからずっとお世話になり、6月には民間商業宇宙飛行士(ミッション・コマンダー)の契約をさせていただいた会社でもあるので、私としては馴染みのある2社が選ばれてとてもうれしく思う。

これによって、スペースX社は計2億7800万ドル(約320億円)、ロケットプレーン・キスラー社は計2億700万ドル(約238億円)を開発資金として受け取る予定だ。ロケットプレーン・キスラー社のほうが少ないのは、ロ社のロケット「キスラーK-1」が既にかなり完成しているためだろう。

これでロケットプレーン・キスラー社はサブオービタル(数分間の無重力体験ができる高度100kmへの往復旅行)、オービタル(COTSはこれ。高度400kmの国際宇宙ステーションへの往復)の両方で実用化にもっとも近い企業になったといえる。

ところで、これら民間宇宙機は国際宇宙ステーションへの往復だけでなく、宇宙ホテルへの交通手段としても使われるかもしれない。今回の出来事で、国際宇宙ステーションよりも安く快適な宇宙滞在旅行に一歩近づくことができた。

最近記事が少なくてすみません・・・。
そしてひさしぶりの記事なのに宇宙旅行の話でなくてすみません・・・。

というわけで、
宇宙観光企画(uk2)オリジナルグッズ販売開始です!
第1弾は実用的でそれなりに使いやすい(と思われる)「マグカップ

ちなみにこれ、生産して在庫を持っているわけではなく、「ドロップシッピング」という仕組みで販売しています。

今度はTシャツでも作ってみようかなー。
って、それより記事書かなきゃですね・・・、がんばります・・・。

アメリカとソ連の宇宙レースを描いたドラマ「宇宙へ」がNHK総合で再放送されます!
前に全4話のうち2話と3話だけみたのだけど、面白かったのでご紹介。今回は全話みます!

で、放送日はというと・・・、

今日、しかも10分後です。

8/14深夜から4夜連続、深夜0時からNHK総合にて。
関東以外で放送しているか確認できてないですが、見られる方はぜひ。

アメリカ・オクラホマ州を本拠地とする民間宇宙ベンチャー企業、ロケットプレーン・キスラー社が、世界で初めて宇宙で結婚式をする二人を自社の宇宙機ロケットプレーンXPに乗せることを発表した。

Rocketplane To Host First Wedding in Space

実際にどのような形で式が行われるかなどはかかれてはいないが、ふたりの今後については別サイトで報告される。

First Space Wedding

しかも、このサイトのアドレスは「firstspacewedding.com」、と、なんと独自ドメイン名だったりする・・・。今後、どういう展開をしていくのか、動きがあれば報告していきたい。

ちなみに二人のなれそめはmatch.comという世界中で展開している恋人・結婚相手探しサービス。「出会い系」というようなアングラなイメージはない。プロモーションも結構おもしろいことをやっていて、例えばロンドンのデパートでは「LOVE バブル」という透明プラスチックの球体に男性がPCと共に入り、恋人を探すといったようなプロモーションを展開していたりした。日本のmatch.comでも石田純一が渋谷でこの玉に入ってプロモーションしたこともあったらしい。

それはそうと、自分もミッション・コマンダーで初モノをホストすることになった暁には、なにか展開を考えないとなぁ。

本日、8/2(水)深夜、フジテレビの「NONFIX」という番組で「日中宇宙バトル“神舟”に隠された戦略」と題した番組が放送されます。民間商業宇宙飛行士(ミッション・コマンダー)1号の山崎さんや、私も参加している「有人ロケット研究会」もでてくる、はず。

2006年8月2日(水)深夜 26:28~
「日中宇宙バトル“神舟”に隠された戦略」
@フジテレビ

ぜひご覧ください。

(以下、2006/08/03追記)いやー、社会派(笑)
中国の現状を解説し、現在の日本の宇宙開発に課題を示しつつ、最後のあたりに民間の動きを紹介する構成です。番組コンセプトに関してはさまざまな面からの検討がされたと思いますが、このあたりに落ち着いたのはやはり北朝鮮のミサイル発射が契機になったのでしょうか。ただ、最後の民間活動紹介は少しあわただしかった気が…。
そういえば、金沢でのミッション・コマンダーの記者発表の様子もちょっとだけ使われてました。

いずれにしても、日本に限らず有人宇宙飛行にスポットを当てた番組が制作されることで、多くの人が有人宇宙飛行をリアルに感じてくれるようになるのとてもうれしいことです。まだまだ普段は、それが単なる夢ではないことを理解してもらうのだけでも大変なのです。

そうはいっても、一方ではものすごいスピード感で各社の活動が活発化しています。そのスピード感に取り残されないように、かつ、日本の現状に対処していかなければなりません。この回転数の違いを埋めることが、私が考える当面の課題です。

このサイトに目をとめてくださった皆様にも、ぜひご協力いただければと思います。
よろしくお願いいたします。

(・・・珍しい締め方をしてしまった…。でも本当によろしくお願いします。)

去る7/31に開催されたシンポジウムで日本の月探査に関する構想が発表された。

日本の月探査構想、2030年に有人基地

それによると、2020年に月面に人を送り、2030年の月面基地完成を目指すという。
実際には未定の部分がほとんどだが、可能性を示すという意味で楽しみな動きだと思う。

ところで、この月面基地はもちろん研究用ではあるが、飛行士が半年ずつ滞在する計画とのことから、最長でも半年ごとに「月に行くチャンス」があるということになる。ある程度運行が安定化してきた暁には、国際宇宙ステーションと同様に月観光旅行への道も開けてくるのではないか。

ちなみに私の目標はどうにか月に降り立つこと。せめて、で周回旅行。
道のりはまだ遠い・・・が、「可能性」といえるだけの状況は出てきたかもしれない。

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