2005年10月アーカイブ

先日、宇宙旅行のおみやげについて意見交換する機会があったので、改めて考えてみた。

宇宙旅行のおみやげというと何があるだろうか。

本当であれば月の石でもほしいところではあるのだけれど、今予定されている宇宙旅行は行っても月周回どまりで月面に降り立つことはできない。国際宇宙ステーション(ISS)でおみやげを買おうにも今のところお土産屋さんはない。
とすると、月並みではあるけれど、宇宙になにかを持っていって「宇宙に行った○○」としておみやげにするくらいか。

宇宙旅行を予約したことを話すと「宇宙に何を持って行きたいか?」と聞かれることがあるが、チョコレートや苗木や種やラーメンなど、すでにたいていのものは持っていかれた感があり、「これをもって行きたい!」という強い目的はあまり持っていなかった。(旅行の様子を映像で記録してくれるサービスもあるのでカメラを持っていく必要もない。)

が、それはあくまで自分がなにを持って行きたいかという話。
宇宙に行くのであれば、(夏休みがある学生ならまだしも、)サラリーマンであれば結構な有給を使わないといけない。会社の人や家族、友人などにもみやげ話だけというわけにもいかないことも多いだろう。とすれば「おみやげ」を宇宙で入手できない以上、地上から持っていくしかない。

では、なにがいいだろうか。

スペースアドベンチャーズ社CEOのエリック・アンダーソン氏が著した宇宙ガイドブックが出版される。

The Space Tourist's Handbook
Space Adventures' CEO, Eric Anderson, Authors The Space Tourist's Handbook(プレスリリース)

そして、出版を記念して本を買った方の中から1名様を準軌道宇宙飛行にご招待とのこと!これは買わねば!
・・・と思ったのだけど、申し込み時の規約をよく読むと米国在住者のみが対象らしい。

がっくり。やっぱり自力で行くしかないか・・・。

この本に興味を持った方、私の宇宙行きをサポートしていただける方は以下からお買い求めください♥

今日は朝から何度も「ひょっとして『申し込んだ人』?」といわれました・・・。

JTBの宇宙旅行に初の申し込み・2007年中にも出発へ(NIKKEI NET:企業 ニュース)

ちがいます(笑)

でもこの人すごいなあ。ジェット機体験も一緒に申し込むとは・・・。
しかも性別、年齢、すべてが謎。ぜひ一度話してみたい。
(よければ連絡ください!秘密厳守します!)

誤解している方もいたので説明しますと、このニュースは「日本で初めての申し込み」ではなく、「『JTB経由で初めて』の申し込み」なのです。念のため。

ちなみにJTBの初年度1年間の販売目標は軌道飛行1名、弾道飛行10名、無重力やジェット体験などの宇宙関連ツアー30名・・・。

・・・が、がんばってください・・・。

「Countdown to X PRIZE CUP(カウントダウン・トゥ・Xプライズカップ)」から約10日、改めて当日の様子を振り返ってみたい。

会場となったのはアメリカ・ニューメキシコ州ラスクルーセスのラスクルーセス国際空港。正直、遠い・・・。「国際空港」とはいえ、日本から乗り入れられるわけでもなく、ロサンゼルスにとんだ後、場合によっては1箇所経由してニューメキシコ州アルバカーキか、テキサス州エルパソに入り、陸路で向かうのが標準的な行き方だろう。(距離的にはエルパソからの方が近い。とはいえ、約70kmほどある。)

そんな場所ということもあり、今回、日本人にあうことはほとんどないのではないかと考えていた。しかし、実際は報道陣以外にも仕事で近くまで来ていたという方や、留学中の学生の方、X PRIZE CUPボランティアで働いている方、そして私と同様に好きで来たという方もいて、予想以上の日本人に会うことができた。
願わくば来年は(Space Adventures社と業務提携した)JTBや(Virgin Galactic社の代理店である)クラブ・ツーリズムあたりがツアーを企画してほしい。(もちろん特典付きで!)

ラスクルーセス国際空港の第一印象は「ホントに国際空港なの!?」というようなものだった。海外の空港というとターミナルがいくつもある空港しか知らないからかもしれないが、ラスクルーセス国際空港にはいわゆるターミナルと呼べるようなものは見当たらず、看板がなければ空港であることもわからないかもしれない。しかし、その代わりに広くて見晴らしがよく、X PRIZE CUPのようなイベントにはぴったりの場所のようにも思えた。



会場はテーマにあわせた横断幕が飾られたトレーラーのコンテナで緩やかに仕切られ、アポロなどの宇宙開発の歴史を振り返るゾーンから将来の宇宙事業に向かうゾーンに徐々に移行していく流れが作られている。一角には大きな地球と火星のバルーンがある。これが実に大きい。直径10メートルはあるだろうか。イベントが夕方5時までということで今回は披露されることがなかったが、このバルーンには照明が仕込まれており、夜に展示するような場合にはとても幻想的に光るようになっているのだ。地球と火星だけでなく、実は太陽系の惑星すべてがラインナップされているとのこと。すべてが並んだ様子をいつか見てみたい。

会場入り口からみて奥の一角がメインステージとなっている。
ここではオープニングからエンディングまで様々な方のスピーチやビデオ、デモンストレーションの中継などが行われていた。メインステージの横に設置された大きなスクリーンは晴天の空の下にもかかわらず十分な見易さで様々な映像を映し出していた。

オープニング、音楽とともに各方面の主要人物の言葉が映し出され、徐々に気持ちを盛り上げていく。そして驚いたのはステルス機として知られるF117が会場のすぐ上を通り過ぎるフライバイ。厳密には宇宙には関係ないような気もするが、生の迫力はやはりすごい。感動さえ覚える。

メインステージで主要な方のスピーチが行われる中、会場に目を向けてみると、すでに多くの人が集まっていた。前日に宿を探していたとき、X PRIZE CUPで満員だと断られ続けただけはある。アメリカ国内でも日帰りはきついのか、泊りがけで来ている人もいるのかもしれない。



主な出展社の様子は以下の通り。

会場内でひときわ大きいのがカナディアン・アロー。
その名の通り、空に向けて放たれるかのようにはるか宇宙に狙いを定めている。

アルマジロ・エアロスペースはテスト機「ブラックアルマジロ」のデモ飛行も披露したが、1回目のデモで着地時に機体が倒れ、2回目以降のデモは中止されてしまったようだ。しかもデモの場所は遠くて手前にコンテナが置いてあり、若干見にくかったのが残念。とはいえ、ふわりと飛び立つ様子には「お!」と思わせるものがあった。(同時に数秒という飛行時間の短さには「お?」と思わせられたが…。)(動画は別途アップ予定)

今回最もお世話になったのがロケットプレーン社。当日はフライトスーツを貸していただき、貴重な体験をさせてもらった。よく考えたらこの会場でのフライトスーツはある種コスプレといえるかもしれない。
同社の宇宙機「ロケットプレーンXP」は早期の事業実現を目指し、既存のジェット機の機体を活用している。その後の第2世代は機体の設計も含めたものになるらしい。先ごろ宇宙服のコンテストを始めたということからも、長期的には旅行者に対して「視覚デザインによる満足」という付加価値を提供するという姿勢が見える気がする。また、同社のプランには副操縦士席に乗れるオプションも検討されているという。日本ではまだマイナーな同社だが、注目したい。

スターチェイサーはイベント終盤にエンジンの噴射デモを行った。が、カウントダウン後「ボスン」という音と共に黒煙を噴き出し、見事(?)な失敗となってしまった。しかし、失敗にもかかわらず会場の様子は実に朗らかなもので、黎明期特有のおおらかさを感じた。関係者には失礼かもしれないが、この時期だからこそのいい経験をさせてもらったと思う。(動画は別途アップ予定)

XCOR(エックスコア)社のEZ-Rocket(EZロケット)は当日のデモの中で唯一すべての回を成功させた。それもそのはず、初飛行は2001年、と実績十分(?)な機体なのだ。(動画は別途アップ予定)
EZ-Rocketはロケットエンジンを積んではいるが宇宙には行けない。そのため、個人的にはロケットエンジンのテスト機の印象が強かったのだが、この度ロケットレーシングリーグの第1世代の機体(X-Racer)として採用されたことで、テスト機の枠を越えて一躍その存在感を強くしたように思う。XCOR社には今回の道中で訪問し、見学させていただいた。案内してくれたGerryさんに感謝。

忘れちゃいけないスケールドコンポジット社のスペースシップワン。現物はスミソニアン博物館にあり、会場にはレプリカが展示された。やはり写真をとっている人は一番多かったように思う。

会場にやってくるお客さんは業界に近い人というのは逆に少なく、子供から大人まで本当に普通の方が多かった。地元のFMラジオや新聞や街角で行われた広報活動の成果かもしれない。宇宙旅行事業のイベントといっても技術にスポットを当てたかしこまったものではなく、みんなが宇宙旅行に思いを馳せて楽しむお祭り的な雰囲気の中、自分もいちファンとして素直に楽しむことができた。

午後5時、宇宙旅行時代の夜明けを予感させながら Count down to X PRIZE CUP は幕を閉じた。

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめて読む

X PRIZE CUP に行くことを決めてまず考えたのは、おそらく民間宇宙旅行にとって大きな節目となるはずのこのイベントをどう記録するかだった。というわけで、まずは最近明らかに力不足が目立ち始めた120万画素のデジカメを500万画素のものに買い換えた。これで幾分きれいな画像で記録することができる。
しかし、いくらデジカメできれいに記録してもしょせんプロのカメラマンにかなうわけではない。そもそも自分は露出やフォーカスというものもよくわからない。
であれば、逆にきれいであることはすっぱりあきらめて、とりたいようにとってみたいと思った。

そんなことを漠然と考えながら本屋をぶらぶらしているとき、「HOLGA」というカメラを見つけた。いわゆる「トイカメラ」というもの。見た目はちょっとごついけど、実際触ると驚くほどチープなまさにおもちゃのカメラ。フォーカスや露出調整は一応ついてはいるけれど、ほとんど意味はないらしい・・・。つまり、シャッターを押すこと以外しなくていい、というか、できることはない。

その瞬間、「これだ!(・・・たぶん)」と思った。

サンプルの写真を見てみるとこれがとても面白い。デジカメのくっきりした画像と違い、プラスチックレンズを通した柔らかい感じや、普通のカメラであれば明らかに「不良品」とされてしまうような四隅の光量不足や歪みがかえってその場の空気を素直に伝えているように感じた。しかも、これほどチープな本体でありながらフィルムはプロ用のブローニーフィルムというアンバランスさ!(もちろんブローニーフィルムなんてこれまで使ったことはない)そして、それはおそらく世界で唯一、トイカメラで撮ったX PRIZE CUPの記録になるということもカメラのプロではない自分が撮る意味を考えるうえで重要だった。

ちょっと悩んで、結局買ってしまった。
が、買ったのは出発の1週間前。試しにフィルム1本とってはみたもののブローニーフィルムの現像に時間がかかるということを知らず、一度も現像した写真をみることなく出発の日を迎えることに・・・。
出発前日、最新のデジカメと実は10年以上前から存在するこのノスタルジックなカメラを並べてみると、それはX PRIZE CUPに集う最新の宇宙船と30年以上前から存在する宇宙船ソユーズの対比にも似ているように感じた。

以下は自分がHOLGAを通して観たX PRIZE CUPである。

宇宙旅行、予約するにはしたけどやはり安い買い物ではない。
そんな中こんなものが!

Japan.internet.com E-コマース - ディスカウント情報サイト、宇宙旅行に割引クーポン

割引額は旅行代金の10%あるいは1万ドル (の安い方) で、対象となるのは、2008年末までに出発予定の商業宇宙旅行のうち年内に予約したもの、というから筆者も一応OKらしい。(2008年までに飛べるなら)

ところで気になった点がひとつ・・・、

商業宇宙旅行と言えば、Space Adventures の提供する2000万ドルのパッケージ (1週間 ISS に滞在) などがある。だが、倹約したい人ならもう少し待てば良い。同社は近い将来、弾道飛行型の宇宙旅行を10万2000ドルで提供する予定だ。

つーか、それもう予約開始してるんですけど!
待ってたら順番おそくなっちゃうよ・・・。

最悪、「記事の通り待ってたら2008年に間に合わなくなった!」っていう苦情があるかも!

とはいえ、すでに結構な数の人が予約しているから、今から予約して2008年までに飛ぶのはかなり無理っぽい。まあ、だからこんなクーポンも出せるのかもしれないけど。

少し前、宇宙旅行の種類といえば、

「サブオービタル」
(高度100kmの準軌道飛行。宇宙滞在時間は数分。10万ドル~20万ドル)
と、
「オービタル」
(高度400kmの軌道飛行。滞在時間は1週間。2000万ドル)

の2種類だった。それが2005年8月にスペースアドベンチャーズ社(国内代理店はJTB)が月周回旅行を発表してからは、3種類になった。このように、これまで宇宙旅行の種類といえば「地球からの距離」で分類されていたように思う。

そして今回、ホリエモンこと堀江貴文氏が滞在時間1日以内のオービタル旅行を発表したことで宇宙旅行のバリエーションが増えた。料金は1週間のオービタルの約10分の1を目指しているというから、やはり全く別の選択肢と見るべきだろう。ホリエモン宇宙旅行事業の見込みについてまだ評価すべき段階ではないが、これまで空洞だったサービス領域に新たな選択肢を提示したのはひとつの成果だ。

確かに宇宙旅行は楽なことばかりではない。昔よりも改善されたとはいえ、宇宙ステーションはまだまだ快適な観光というよりは、その冒険的体験を楽しむという姿勢が主になる。1週間、プロの宇宙飛行士と行動を共にするためには6ヶ月以上の過酷な訓練も必要になる。

そんな中、いくら貴重な宇宙体験でも「1週間は長すぎる」と考える人がいるのは当然だろう。とはいえ、サブオービタルでは高度も滞在時間も物足りないという人にとって、滞在時間が「地球を周回しながら宇宙を堪能できる程度に長く、数ヶ月の訓練が必要なほど長くない」という選択肢はその「手頃な」料金もあいまって魅力的なものになるに違いない。

友人から「地球3周フライト付2泊3日で798,000円(税込)」くらいがお得感があってちょうどいいという意見があった。なるほど、これなら3連休や、週末に有給を1日足せば宇宙に行ってくることができる。

宇宙旅行が一般化した時代の典型的な宇宙旅行はこのあたりに落ち着くのかもしれない。

参考:
ライブドア・堀江貴文社長 宇宙旅行に数十億円投資(フジサンケイ ビジネスアイ)
堀江氏、「ジャパン・スペース・ドリーム」を設立、数年以内に宇宙へ(MYCOM PC WEB)

ホリエモンの宇宙旅行事業、発表迫る。」の続き。

地上400kmの軌道飛行でしたね。ただ、値段については・・・、

速報 - 堀江氏、宇宙旅行ビジネスに本格参入 (MYCOM PC WEB)

旅行費用は現状(2,000万ドル、米Space Adventuresが提供中)の1/10以下にできるという。

ということなのでまだ決まってはいないようです。
前の記事には「5000万円」と書いてあったけど、約22億円の10分の1というと、そこから5000万円まで落とすにはまだまだ課題がありそうです。
あと、実物を見ていないのでなんともいえないのだけれども、肝心の窓はどんな感じなんでしょうか。

情報求む。

宇宙料理の一形態?「宇宙酒」開発中!」の続き。

宇宙にいっていた酵母が「帰高」した。

高知新聞ニュース■県産宇宙酵母が“帰高” 露ロケットに10日間搭載■

前回、「来高」ってなんだ?という話をしたけど、今度は「帰高」・・・。
他の地域でもこういうんだろうか。少なくとも「来埼(来・埼玉)」とか「帰千(帰・千葉)」はきいたことがないけど・・・。
来福(来・福島/福岡)」とかはおめでたい気がする。
ただ、どこに来たのか紛らわしい気も。

お酒は来年4月発売予定。

10/16(日)から福岡で始まる第56回国際宇宙会議福岡大会でライブドアの堀江さんが宇宙旅行事業の発表を行うとのこと。やはりあの140億円はこの資金だった?

asahi.com: 堀江社長、宇宙旅行業に本格参入 構想は「低価格」
現在、米国企業が販売する宇宙旅行は、国際宇宙ステーションに1週間程度滞在するプランで、事前の訓練費用なども含めて約22億円かかる。堀江氏は5000万円程度の「低価格」での宇宙旅行を構想しているという。

弾道飛行ではなく、地球を周回する軌道宇宙飛行であればこの価格は破格といえるが詳細は不明。さて・・・。

ちなみにこの機体というのが宇宙フェアで展示される「アルマズ」という旧ソ連のモジュールだといわれる。

魅力的かといわれると・・・、んー、ど、どうだろう・・・。
とはいえ、注目。

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめ読み!

X PRIZE CUP本番!
まず気になるのは夕べから降っていた雨。
さて・・・、

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめ読み!

箇条書き形式は後から思い出すのにとてもよいことに気づいたので、まずはこの形で書ききってみます。

4日目10/8(土)、本番前日、いよいよ大詰めです。
今日はアラモゴードのスペースヒストリーミュージアムでパブリックディ、のはずだったのですが・・・。

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめ読み!

ネット環境の関係で1日開いてしまいました!
この間、かなりいろんなことがありました。全部書きたいのですがいかんせん今は時間が足りないので、改めて書きます。

というわけで、X PRIZE CUPが無事終了しました。
前日夜にかなりの雨が降り、天候が心配だったのですが、当日は青空も広がるよい天気でした。
来年2006年は10月16日から22日の開催です!

ではまた後ほど・・・。

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめ読み!

うーむ、今日も眠くて箇条書きも怪しいです。

でもかけるだけ・・・。

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめ読み!

2日目です!

実は今日もかなり眠くて、しかも明日は6時の飛行機に乗らなければならないので、またしても箇条書きで失礼します・・・。テーマごとのレポートは改めて書きます。ええ、必ず。

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめ読み!


成田に早めに着いたにも関わらずぼーっとしてしまい、危うく便を逃すところでした。そんなこんながありながら、なんとかモハーベに着きました!(本当の「Mojave」の発音はどっちかというと「モハーヴィ」が近い)

というわけで、今日はやたらと眠いため、箇条書きで・・・。
ちゃんと寝てX PRIZE CUP本番に備えます(本番なにもしないけど)

X PRIZE CUPへ!

| コメント(0) | トラックバック(0)

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめ読み!

いってきまーす。

e-ticket sample240.jpg

これはチケットのサンプル。

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめ読み!

宇宙旅行産業にとって大きな節目となるイベントがアメリカ・ニューメキシコ州にていよいよ開催される。
今週はX PRIZE CUPウィークということで、多くのイベントが開かれる予定だ。

そして、そのクライマックスを飾るのが10/9(日)にニューメキシコ州ラスクルーセスのラスクルーセス国際空港で開催される「Countdown to the X PRIZE CUP」だ。なぜ「カウントダウン」なのかというと、今回のX PRIZE CUPは宇宙船の打上などは行われないプレ開催の位置づけだからだ。いわば本格的な宇宙旅行産業の幕開けを祝う前夜祭といったところ。

先ごろ、Hotwired Japanでも記事になった。

民間宇宙産業が過去最大のイベントを開催、デモ飛行も

以前エントリーに書いたように筆者もX PRIZE CUPにいくつもりだ。
Hotwiredの記事中にあるアルマジロ・エアロスペース社やXCORエアロスペース社のデモはぜひとも見てみたい。特にXCORエアロスペース社の準軌道(サブオービタル)宇宙船「ズィーラス」は筆者が予約しているスペースアドベンチャーズ社で使用する可能性のある機体のひとつなので進み具合には興味がある。

ネット環境が許せば現地からもこのブログを更新したいと思っている。


さて、他に筆者が注目しているのは以下の箇所。

(X PRIZE財団の)ディアマンディス会長は10月3日、ニューヨークで開かれる記者会見において、新たなプロジェクトの発表を予定している──それは、ロケットを使ったレースだ。

 レースの形式としてディアマンディス会長が想定しているのは、ちょうどNASCAR[米国のストックカーレース]のように、一流パイロットたちが――おそらくは大気圏の内と外の両方で――宇宙船のテスト飛行を行ない、純粋にスピードを競うといったものである可能性が高い。

予測の通りであれば、これはつまりX PRIZE CUPの競技カテゴリに「スピード」が追加されるということと思われる。このカテゴリの勝利に向けて開発される技術は、宇宙との往復というよりはむしろ地球上の移動手段の高速化に反映されていくのではないだろうか。

こうした目的を持った最先端の技術開発は、どの分野においても価値ある副産物を生むことが多い。「宇宙観光産業は短期的には儲からない」という意見は正しいかもしれないが、それでも進める意義はここにある。

同じような例として、記事中ではアルマジロ・エアロスペース社について軍事分野への技術利用で資金を回収できる可能性がかかれている。

副産物の事業化によるメリットは資金だけでなく、活用することによる技術の安定化にもある。
その結果は主目的にも反映されていくに違いない。

とうとう、3人目の宇宙旅行が実施される。
(名前は「グレゴリー・オルセン氏」と「グレッグ・オルセン氏」とどっちが正式なんだろうか。)

ところで、記事中でひとつ疑問が・・・、
CNN.co.jp : 3人目の宇宙観光客、1日に打ち上げ、ロシア - サイエンス

オルセンさんは旅費の推定2000万ドル(約22億6000万円)を、米国の旅行会社スペースアドベンチャーズを通じてロシア宇宙庁に支払った。

推定」って!?
スペースアドベンチャーズ社のサイトにははっきりと「$2,000万」と書いてあるのに・・・。ちょっとちがうのだろうか。
あと、2000万ドルはスペースアドベンチャーズ社に対する支払い額なのだから、「スペースアドベンチャーズを通じてロシア宇宙庁に支払った」というのもちょっと・・・。

んー・・・。


それはそうと、2005年10月は3人目の宇宙旅行者誕生だけでなく、X PRIZE CUPの開催、スペースシップワンのX PRIZE達成1周年、と宇宙旅行関連の話題が多い。スペースシャトル関連で野口さんも引き続き話題にのぼる今日この頃、一般への認知が進む1ヶ月となりそうだ。

参考:
世界三番目の民間人宇宙旅行に。米グレッグ・オルセン氏が決定 2005年10月1日打ち上げ(Space Adventures社サイトより)
宇宙観光企画のX PRIZE CUP関連記事

  • Twitterでフォローする

アーカイブ

Powered by Movable Type 4.23-ja