2005年9月アーカイブ

以前、本サイトで紹介した宇宙エレベータの実験が成功したとのこと。

上空を舞う気球より伸びるケーブルで、宇宙エレベータのテストに初成功! (MYCOM PC WEB)(画像あり)

実験では最高で高度約1,000フィート(約304.8メートル)まで達した。
画像では上空の風船に向かって、エレベータがロープをにじりあがっていくのが見える。

宇宙エレベータで利用されるケーブルは最終的に10万kmほどになるので、高度約300mというと現在の位置は0.0003%くらい?
ひ、低い・・・。

しかし、よく考えると宇宙エレベータは基本的に宇宙ステーションのあたりまで資材を運べればよいので、高度約400kmをゴールとすると現在の位置は約0.075%。

お?結構進んだ気がする、かも・・・。

参考:
LiftPort Group(リフトポートグループ)

来年4月に「宇宙酒」が誕生する。
産地は、高知県!?

高知新聞ニュース■県産酵母で宇宙酒計画実現へ ロシア企業関係者来高■

同計画は「てんくろうの会」(会長=鈴木朝夫県産業振興センタープロジェクトマネジャー)が3年前から推進。県産の酵母と種もみを、カザフスタンにあるロシアのバイコヌール宇宙基地に持ち込み、ソユーズロケットに搭載。約10日間宇宙空間に置いた後、県内で日本酒を醸造する。

ところで、「来高」ってなにかと思ったら「知県」のことなのね・・・。

正直、しばらく宇宙に持って行っただけでどれほどの違いが出るのか疑問もあるが、これも宇宙料理の一形態になるだろう。宇宙香水とかはすでに商品化されているようであるし、この手法はこれから増えてくるに違いない。

とはいっても明確な違いを打ち出せず、イメージ戦略だけで売ろうとすればすぐに飽きられてしまう。
どこまで「宇宙産ならでは」をアピールできるかが分かれ目となりそうだ。

参考:
「宇宙料理」が食べたい!(「2010年宇宙の旅アンケート」の結果を受けて)

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめ読み!

2004年10月、スペースシップワンが民間宇宙船のコンテスト「X PRIZE」に勝利して1年、宇宙旅行の歴史の節目となる重要なイベントが開催される。

それが「X PRIZE CUP」だ。

というわけで、アメリカはニューメキシコ州ラスクルーセス近辺にて開催されるX PRIZE CUPに行ってくることにしました!X PRIZE CUPのスケジュールはこちら

そしてせっかくなのでスペースシップワンが飛んだモハーベ(Mojave)にもいってくることにしました。

その結果・・・・、

10/5 日本→ロサンゼルス→モハーベ
10/6 モハーベ→ロサンゼルス
10/7 ロサンゼルス→(デンバー経由)→エルパソ→Alamogordo(なんて読むんだ?これ)
10/8 Alamogordo→ラスクルーセス
10/9 ラスクルーセス→エルパソ
10/10 エルパソ→(デンバー、ロサンゼルス経由)→日本 

というなんだかよくわからない旅程に。
しかも宿泊場所も

モハーベ、ロサンゼルス、Alamogordo、ラスクルーセス、エルパソ

と、1泊ごとに移動するという・・・。

さて、無事に行ってこられるんでしょうか。

参考:
宇宙観光企画の「X PRIZE CUP」関連記事

★→X PRIZE CUP 2005探訪記をまとめ読み!

X PRIZE Foundationから届いたプレスリリースによると、2005年10月9日にアメリカはニューメキシコ州Las Cruces International Airportで行われるthe Countdown to the X PRIZE CUPの前売りチケットの売れ行きが好調らしい。

X PRIZE CUP Advance Ticket Sales Exceeding Expectations
Santa Monica, CA (September 22, 2005). With three weeks to go until the Countdown to the X PRIZE CUP ticket sales are exceeding expectations.

“When tickets went on sale just over two weeks ago we weren’t sure what to expect” said Peter Diamandis, founder and chairman of the X PRIZE Foundation. “We expected a strong showing at the event, but the early surge in ticket sales is very exciting.”

まだまだ日常生活では宇宙観光旅行の盛り上がりが感じられないけど、世界的にみるとやはり結構きてるのだなぁ。日本でもどうにか盛り上げていきたい。

ところでチケットをネットから買おうとしてもなんか北米からしか買えないような・・・。

ネット以外では以下の場所で買えるので行く予定のある方はお早めに!
(って、これも全部アメリカ国内・・・)

Ø PickQuick Convenience Stores (Las Cruces)
Ø New Mexico Museum of Space History (Alamogordo)
Ø Alamogordo Chamber of Commerce (Alamogordo)
Ø Las Cruces City Hall (Las Cruces)
Ø Pan American Center Box Office (Las Cruces)
Ø Sierra County Economic Development Office (Truth or Consequences)

ちなみに、まだ微妙に未定ですが、筆者もX PRIZE CUPに行く予定です!
行けたらレポートしますのでお楽しみに!

宇宙での映像制作ビジネスを手がけるSPACE FILMSが国際宇宙ステーション(ISS)で日清カップヌードルのCM撮影を行うことを発表した。

宇宙でのCM制作は“わずか”1億円--顧客第1号は日清カップヌードル - CNET Japan

宇宙でのCM撮影というと大塚製薬のポカリスエットがあるが、

ポカリスエットのCMの際はロシア宇宙庁が保有するビデオカメラを使っていた。このため、民間保有のビデオカメラを使ったCM撮影は今回が世界初ということになる。

なのだそうだ。ところで、記事中には「日本向けのCMを宇宙で撮影するのは、1991年の大塚製薬ポカリスエットのCM以来2本目となる。」とある(2005/9/22 11:40現在)が、ポカリスエットは2001年なのでは?(大塚製薬「POCARI SWEAT GOES TO SPACE!」サイト(当時))

ところで、宇宙で撮影する映像というと、「無重力で浮いている様子」や「宇宙から見た地球などの景色」が主になるのだろうが、これにいかにバリエーションを作るかが中期的な課題になるかもしれない。ISSの中からの映像だけでは最初はものめずらしくても、やはりすぐに「みたことのある」映像になってしまう。とはいえ、カメラマンは宇宙飛行士が兼ねるため、撮影手法で凝りたくても限界がある。難しいところだ。

このビジネスは基本的に、ISSに持ち込んだ特製HDカメラを利用する権利を有することが主な優位性になっており、撮影ノウハウによる差別化はこれからの話である。ということは現時点ではまず多くの利用ケースを蓄積することが先決になる。

利用方法としてはCM撮影のほかにもスペースシャトルの耐熱タイルの損傷チェックのための外観撮影や、スペースアドベンチャーズ社が行う個人宇宙旅行の記録用カメラなどが考えられているそうだ。


また、宇宙ならではと思ったのは「宇宙空間では放射線の影響によりHDカメラの受光素子が1日数個単位で故障する」といった部分。

やはり身近になっても宇宙は過酷なのだなと感じる。

公開中の映画、「ファンタスティック・フォー」のホームページで宇宙(?)旅行があたるキャンペーン実施中!

4つの質問に答えて宇宙(?)旅行をゲットしよう!

・ リード、スー、ベン、ジョニーの4人は、どのようにして超能力を身につけたのでしょうか?
・ 「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」のキャラクターの中であなたが最も好きなキャラクターは誰ですか?
・「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」のキャラクターの中であなたが最も欲しい超能力はどれですか?
・「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」の各4人のイメージにピッタリの日本で活躍する芸能人(文化人・スポーツ選手含む)を考えてください。

ところで、なぜいちいち「(?)」がついているかというと、このツアー、実は地上100kmまで行くサブオービタル宇宙旅行ではなく、地上25kmまで戦闘機で行くというツアーなのです。つまり、厳密には「宇宙ではない」という・・・。
しかもツアー日程(5泊6日)を見てみると、いきなり2日目に「宇宙へのフライト」戦闘機に乗ってしまうらしい。
もっと引っ張ったほうがよくないですか・・・?

応募受付は2005年9月30日まで。

宇宙開発フォーラム1日目から続き。本日も行ってまいりました!(今日はですます調)

■技術ワークショップ(9月19日10:30~12:00)
講師:山下民夫氏(有人宇宙システム株式会社 技監)

技術ワークショップは宇宙開発に関する安全性解析についてでした。スペースシャトルの事故の例を持ち出すまでもなく、まだまだ宇宙開発のリスクは大きく、事前に可能な限りリスクの洗い出しと対応を検討する必要があります。ただ、リスクによっては最終的にプログラム・マネージャーが責任をもって決断することも重要というくだりが印象に残りました。

プロジェクトが大きくなればなるほどリスクも大きくなり、対応コストも莫大になります。1日目の話にもつながりますが、小さな衛星やロケットで少しずつ実験できる環境ができれば、こうしたリスクやコストのハードルを下げることができます。そういった環境を作り出したいものです。


■特別セミナー「情報収集衛星セミナー」(9月19日12:50~14:10)
講師:春原 剛氏(日本経済新聞社国際部編集委員)

特別セミナーは「二十一世紀の日本の宇宙開発政策と安全保障政策」と題し、宇宙の軍事利用の歴史から現状などについて、春原氏が当事者から取材等で得た言葉を交えながら話されました。
政治的な話題はニュースによってしか知りませんでしたが、第一線で取材を重ねている方だけあり、その言葉には聞いているほうも実感を持って感じられるものでした。
軍事目的の衛星には公にされていないものもあるようですが、宇宙に行ったら「飛んでないはず」の衛星に衝突、なんてことは勘弁してほしいです・・・。


■宇宙開発政策ワークショップ(9月19日14:15~16:45)
講師:金山 秀樹氏(シー・エス・ピー・ジャパン株式会社 航空宇宙政策・産業チームリーダー)

発展途上国の宇宙開発についてワークショップが行われました。
こういった政策は、宇宙開発によってどういった国益があるのかを明確にし、他国との関係やコスト面を考慮しながら決定していく必要があります。宇宙開発はたとえ民間で行われるものでも国としての責任が生じるものであることから、やはり政治の問題は無視できません。
これが宇宙ビジネスの難しいところです。


■パネルディスカッション(9月19日17:00~19:00)
パネリスト:樋口 清司氏(JAXA 理事)/青木 節子氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)/山根 一眞氏(ノンフィクション作家)

面白く興味深いパネルディスカッションでした。最も共感した部分を自分なりにまとめさせていただくと、
「宇宙はすでにライフラインとしてなくてはならないものになっている。それはその前に純粋な憧れや知識欲や感動が存在したからこそ生まれたものだ。継続的に発展していくためには短期的な実利がなくてもこうした知と感動による文化を育んでいく必要がある。」ということだったと思います。
こうしたことを様々な表現で伝え続けることで文化を形成していく、微力ながら私もその一助となりたいと感じました。

それはそうと、「きぼう」の構造は六畳一間のアパートに通じるものがあるという話には妙に納得するものがありました(笑)

パネルディスカッションではこのほかにも宇宙法や愛知万博の話など盛りだくさんの内容でしたが、印象に残った部分や感想を書いていくと長くなりすぎるので、このあたりで。


そして宇宙開発フォーラムの最後、突然会場が暗くなったと思うとプロジェクター画面にエンドロールが!
こうしたイベントでエンドロールが流れるのは初めて見ました(笑)
かなりいいかも。

12月には発表会があるそうです。
予定が合えば行ってみたいと思います。

以前のエントリーでもご紹介していた「宇宙開発フォーラム」に参加するため、お台場は科学未来館に行ってきました!

本日の内容は以下の通り。

<シンポジウム>
■宇宙開発概論(9月18日10:30~11:50)
■宇宙法ワークショップ(9月18日13:00~15:00)
■宇宙ビジネスワークショップ(9月18日15:10~17:45)
<レセプション>(9月18日18:00~20:00)


■宇宙開発概論(9月18日10:30~11:50)
講師:中須賀 真一氏(東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 教授)

宇宙開発概論では「宇宙のプレーヤーを増やそう!」というメッセージが印象に残った。とにかく新しいアイデアが重要なこの時期に、より多くの人が参加することで多くの可能性を育てることができるというもの。例えば安いコストで打ち上げることができるCubeSatのような実験用超小型衛星は、こうした宇宙ビジネスの高いハードルとなっている「コスト」を下げるひとつの方法になるだろう。

実は、宇宙観光企画の「宇宙観光アドバイザー」も同じような観点ではじめたものだ。「宇宙旅行に行きたい!」「宇宙観光ビジネスを検討したい」と思っても、情報が拡散しており、しかも新しい情報が次々と生まれる現状では事前調査自体がひとつのハードルとなっている。
スタートアップ時の情報をサポートすることで、このハードルを少しでも下げたいと思っている。


■宇宙法ワークショップ(9月18日13:00~15:00)
講師:平井 昭光氏(東北大学客員教授、東京医科歯科大学客員教授)

宇宙法ワークショップでは衛星打ち上げのための契約に関するワークショップが行われた。海外のロケット打ち上げ企業との契約書を読み込んでいく中で、契約・交渉の基本を学ぶことができる。
契約はイマジネーションが重要とのことだったが、宇宙関連ビジネスなどはまさにそうだろう。


■宇宙ビジネスワークショップ(9月18日15:10~17:45)
講師:金田 喜人氏(株式会社ファクトリアル代表取締役)/三輪田 真氏(JAXA産学官連携部連携推進グループグループ長)

サブオービタル宇宙旅行をテーマにしたワークショップが行われた。架空の旅行会社の状況を元にサブオービタル宇宙旅行の新しいプランを考えるというもの。自分は実際のサブオービタル宇宙旅行を予約しているだけに、ワークショップ参加者がどのようなプランを出してくるか、大変楽しみだった。
出てきたプランは、フライトをより贅沢に演出することを狙ったものやスターウォーズマニアを狙ったもの、結婚や葬式などの人生のイベントに絡めたものなど、短い時間の中でもそれぞれのアイデアが盛り込まれたものになっていた。


<レセプション>(9月18日18:00~20:00)
レセプションでは多くの関係者の方とお話しすることができた。
そしてなによりも宇宙観光企画のサイトを知っている方がいたのがうれしかった。(ただ、宇宙旅行を予約した人のサイトというとBLUEさんを思い浮かべる人が多かった・・・。がんばらねば。)


1日目の印象としては、全体として若干ユルめの運営が逆にいいノリをうみだしているように思えた。
こうしたノリの中で、どんどんいいアイデアがでてくると楽しくなりそうだ。


2日目へつづく

「宇宙エレベーター」、宇宙系ニュースが好きな人は聞いたことがあると思う。
その名の通り、宇宙まで延びるエレベータなのだ。その長さ(高さ?)、実に約10万Km!
エレベータはケーブルを伝って上がって行くのだが、それくらいの長さのケーブルになると鉄ではまったく強度がたりない。そこで登場するのがカーボン・ナノチューブ製のケーブルだ。

その宇宙エレベーターがとうとう上空で実験できることになった。

宇宙エレベーターのテスト計画、FAAの認可を受けて、いよいよ上空で実施へ! (MYCOM PC WEB)

米LiftPort Groupは、地球と宇宙空間を結ぶエレベーター「LiftPort Space Elevator」の建設プロジェクトにおいて、実際に上空でテストを実施するために必要な認可を、米連邦航空局(FAA: Federal Aviation Administration)より正式に取得したとの発表を行った。

ところで、10万Kmのケーブルというのは実際どれくらいなのだろうか。
筆者が予約しているスペースアドベンチャーズ社の準軌道宇宙飛行が地上100km、国際宇宙ステーションが浮かんでいるのが地上400kmということを考えると、とてつもない長さになることがわかる。

地球の直径は約12800kmほどなので、10万Kmというと約8倍弱。つまり、

○────────

地球

みたいな感じになるはず・・・。地球に毛が生えたといったどころの騒ぎではない。
これだけの長さのものが常設されていれば超高速で飛んでくる宇宙ゴミなどで損傷することもある。耐久性が気になるところだ。

気がついたらUFOからまっていた、なんてことがあったら面白いけど(笑)

日本でロケット打上といえば「種子島(通称「タネ」)」だが、いろいろと制約も多い。
そこで将来は海外に発射場をもつことを検討すべきとの動きが出てきた。

河北新報ニュース 海外に打ち上げ基地を 宇宙ビジネスで報告書

国産ロケットによる衛星打ち上げビジネスを本格化させるために、将来は海外に発射場を建設することも検討すべきだとする報告書を、経済産業省・産業構造審議会の宇宙産業化ワーキンググループが1日までにまとめた。

候補に挙がっているのはキリバス共和国クリスマス島。ここには日本の衛星などを追跡する施設があり、関係は薄くない。ここから宇宙旅行に行くことになるかどうかはまったくの未知数だが、日本が有人宇宙飛行を実施するとなれば、打ち上げ場所の候補になることは考えられる。

ところで、「クリスマス島」の名前の由来はというと、キャプテン・クックがクリスマス・イブに上陸したことから来ているそうだ。サンタは関係なし。

「クリスマスにクリスマス島から宇宙旅行」

なんてベタなツアーもできそう。
そしてそのまま日本に帰着してくれれば帰りも楽だし。

参考:
クリスマス島ホームページ
クリスマス島の場所(Google Maps)

宇宙旅行の広告が新聞の全段を飾った。

しかもその広告が扱う宇宙旅行は1100万円ちょいの準軌道宇宙飛行(サブオービタル)ではない。22億円の宇宙ステーション滞在もできる起動宇宙飛行(オービタル)でもない。

現在売り出されている最高金額の宇宙旅行、「月周回旅行」だ。

「新聞広告は、どこまで高いものが売れるか。」という産経新聞の実験も兼ねているこの広告は、「月の旅はJTBまで」のキャッチフレーズやツアー日程などとともに「11,000,000,000円」で月世界旅行を売り出している。

広告デザインは大きな月面写真を全体背景にし、中心にJTBのキャッチフレーズ、最下段にツアーのポイントを説明した構成になっている。興味深いことにオービタル、サブオービタルの宇宙旅行にはまったく触れられていない。あくまで月世界旅行の広告とすることで非日常感を強調し、純粋に読者の興味を引くことを目指しているようだ。

10月からは「月世界旅行に比べれば」より現実的なツアーとして、オービタル、サブオービタルも本格的に売り出される。

9/18,19の2日間にわたって、東京はお台場「日本科学未来館」にて宇宙開発フォーラムが開催されるそうだ。

宇宙開発に関する様々な話題について聴くだけでなく、議論に参加できるワークショップも多数用意されている。普段なかなかこういった情報交換ができない方には非常に魅力的な内容だ。

プログラムは以下の通り。詳細はこちらへ。

<シンポジウム>
■宇宙開発概論(9月18日10:30~11:50)
■宇宙法ワークショップ(9月18日13:00~15:00)
■宇宙ビジネスワークショップ(9月18日15:10~17:45)
■技術ワークショップ(9月19日10:30~12:00)
■特別セミナー(9月19日12:50~14:10)
■宇宙開発政策ワークショップ(9月19日14:15~16:45)
■パネルディスカッション(9月19日17:00~19:00)
<ポスター展示>(9月18,19日10:00~18:00)
<レセプション>(9月18日18:00~20:00)

9/18夜にはレセプションも催される。筆者もいろいろ参加予定。多くの方と話をしてみたい。

参加受付は9/15まで(予定)

参考:
イベント:宇宙開発フォーラム2005が開催されます。(松浦晋也のL/D)

ヴァージン・ギャラクティックで宇宙旅行に行く予定のBLUEさんのエントリー「会社の同僚に宇宙に行くって言ってみました。パートⅢ(BLUEの宇宙旅立ち日記)」を読んで共感・・・。
特に私自身、宇宙旅行を予約した先週あたりは予約したことに浮かれてしまい、かなり失敗した気も・・・。
やはり「おら、宇宙に行くっす!」というときはいつも必要以上に空気を読もうとしてしまいますね。

でも、上司にはすでに伝えていたりします・・・。しかも、入社試験の面接の時から(汗)(そのころは予約は予定だったけど)面接時間の半分以上は話していたと思います。今思えばよく採ってくれたなあ。

さらに先日、社内でいろいろと動きがあり、その関係で改めて上司からヒアリングを受けました。相手は面接時の上司を含む2人の上司。
宇宙旅行がらみの提案もしたいと思いつつ、偏って見られるのもなあ、と思い、なんとかこらえていたのですが、なんと最後にかの上司が一言。

彼はねぇ、おもしろい趣味をもってるんだよ

思わず、「話してもいいですか?」と確認してから話してしまいました。
まったく時間は足りなかったですが、面白がって理解してもらえたようです。
宇宙旅行がらみの提案もできました。

よかったよかった。

2004年、初めて宇宙に到達した民間宇宙船「スペースシップ・ワン」はマイクロソフト共同創業者、ポール・アレン氏の資金によるものだった。他にもアマゾン社のジェフ・ベゾス氏や元ライブドアの榎本氏など、宇宙旅行関連で名前が挙がる人はITビジネスで財を成した人たちが多い。

「IT長者が資金を投じてくれたおかげで、宇宙旅行が夢物語ではなくなった」という声もある。
しかし、宇宙旅行市場が今後発展していくためには、果たしてそれだけで十分なのだろうか。

“IT長者”が拓く宇宙旅行(ITmediaニュース)

確かにこれらの人たちの動きによって、宇宙旅行ビジネスが大きく動き始めた側面はある。
しかしながら、IT系企業は大きくなってきたとはいえ、産業の歴史は浅いこともあいまって経済全体に行き渡る力は持っていない。ひとつのカテゴリの企業だけではまだすべての人が自分のことと感じることはできないのだ。

今のIT系企業の動きは、ビジネス的な魅力によるものがないとはいわないが、やはり志が先行している段階に感じる。もちろん、インターネットがそうであったように市場形成の初期段階ではそうした志が必須であることも事実だ。そして、これは想像だが、宇宙旅行ビジネスにかかわろうとする多くのIT系長者達は今の宇宙旅行の状況に、かつてインターネットに感じたのと同じようなワクワクした気持ちを感じ、それが魅力のひとつになっているのではないだろうか。(長者ではないが、筆者はそう感じている)

そして、ビジネス感がある一定の間隔をおいて志に追いつき、それを経済的に意味あるものにしていくのだ。


比較的歴史のある成熟した業界から純粋なビジネス観点で宇宙旅行に関わるものが続くようになった段階で、宇宙旅行ビジネスは本当に立ち上がったといえるのだと思う。そして、それはおそらく今が「古き良き時代」になる時でもある。宇宙旅行ビジネスにかかわってきた者たちは、市場の発展を喜ぶと同時に寂しさも感じるに違いない。

2005年10月から日本でJTBがスペースアドベンチャーズ社の宇宙旅行を扱うという変化は、クラブツーリズムの例と合わせ、成熟した業界とのひとつの接点であり通過点となるのだろう。

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