2004年5月アーカイブ

「3人乗りの有人機を2週間以内に2度、高度100キロまで飛ばし、無事に地上に戻ってくる」

この条件を最初に達成したチームに1000万ドルの賞金が与えられる「X PRIZE」。その毎年恒例(※注:2年に1回となりました。2005/08/24)の行事となる予定なのが参加チームの機体が一同に会するイベント「X PRIZE CUP」だ。
この開催地が正式決定したとのこと。

華麗なる宇宙旅行のエキジビション! 開催地が正式決定

開催地となるのはアメリカ・ニューメキシコ州。同州は今回の正式決定を受けて、ニューメキシコ州はラスクルーセス近郊に宇宙船基地の建設を進めるとしている。

ところで、ちょっと別の話になるが、宇宙港といえば、実は日本も建設候補に入っているのだそうだ。
ちなみに候補地は日本のほか、オーストラリア、マレーシア、シンガポール、バハマ、アラブ首長国連邦(UAE)と米国の4州。日本の具体的な地名は不明。日本に宇宙港ができれば日本での宇宙ビジネスもやりやすくなるかも。

X PRIZE CUP」の第1回の開催は2005年夏
筆者はいくつもりです。(※注:2005年10月に決定しました。2005/08/24)

参考:
X PRIZE CUPイメージ
ANSARI X PRIZE CUP SEEKS SPACEPORT PARTNERSHIP
上記の仮訳(スラッシュドットより)

宇宙旅行の手段はスペースシャトルやソユーズだけではない。



3人乗りの有人機を2週間以内に2度、高度100キロまで飛ばし、無事に地上に戻ってくる



この目標を最初に達成した者に1000万ドルを与えるという「Xプライズ」の勝者を目指して多くの挑戦者がしのぎを削っているが、最有力と目されるチームがまずは高度64.4キロメートルまで到達したとのこと。米スケールド・コンポジット社製の『スペースシップワン』がそれだ。一般的に飛行機が飛ぶ10kmはゆうに超えているけれども、国際宇宙ステーションは地上約400kmなのでまだまだというところ。



ちなみに「宇宙」の定義は実はいろいろあったりするのだけれども、国際航空連盟(FAI)では、「高度100km以上」とされている。Xプライズはここを目指しているわけだ。



ところで、さらに大事なのが「2週間以内に2度」という部分。つまり宇宙旅行を単発のイベントではなく、ビジネスとして日常的に提供できることを目指すものなのだ。ソユーズやスペースシャトルとは違い、宇宙観光旅行を念頭に置いた試みということで、宇宙旅行を夢見る一般人にとっては一番近い存在かもしれない。



コンテストの後援者たちは、早ければ今年の夏にはこの目標が達成されることを期待していると語っているという。期待したい。

とうとう日本人宇宙旅行者が誕生、するかもしれない。
世界初の宇宙旅行者、デニス・チトー氏を送り出したスペースアドベンチャーズ社は宇宙旅行者候補のターゲットを日本に定めた。思惑通りにいけば、国内提携先の広告代理店、電通によって企業スポンサー付で送り出される。
ただし、候補は「日本の著名人」とのこと。われこそは著名人という人は名乗り出てみては。

ところで、今回のニュースで知ったのだけど、ロシアの宇宙船「ソユーズ」に宇宙旅行者用に確保されている席は2席あるのだそうだ。(とはいえ、他の宇宙開発機関の「圧力」によって1回1席に限定されてしまう可能性もある。)

2席ある、そして特別な旅行、ということはひょっとして近く「世界初、宇宙へ新婚旅行」ということもあるかもしれない。地球と太陽のダイヤモンドリングが結婚指輪。
うーん、ロマンチック
(ちなみに皆既日食時の月と太陽のダイヤモンドリングはこちらby SPACE.COM)

まあ、現在の宇宙旅行が「ロマンチック」に耐えうるか、というとはなはだ疑問ではあるけど・・・。

参考:
民間人宇宙旅行、次の候補者は日本人から(WIRED NEWS)

現在、宇宙への交通手段というとロシアのロケット「ソユーズ」とアメリカの「スペースシャトル」がありますが、2003年2月のコロンビアの事故以降スペースシャトルの打ち上げは休止、実質的に交通手段は「ソユーズ」のみの状態が続いています。

そんな中、いくつかある次世代交通手段のニュースを。

ヨーロッパ製スペースシャトル試作機、無人飛行テストに成功(WIRED NEWS)」

全長7メートルの試作機を無事着陸させることに成功したとのこと。
ただ、問題の実現時期は
シャトルの完成時期について、2015年から2020年頃までは無理だろうと予測している
スペースシャトルの引退予定は2010年。なんとかもう少し、早くならないですかね・・・。

窓からの眺めも気になりますが、今回のものは無人の試作機のため、窓がありません。
写真は以下のEADSプレスリリースからご覧ください。

参考
PHOENIX successful test flight (EADSのプレスリリース)

宇宙旅行総合サイト!「uk2」がスタートしました!

2004年、宇宙に向けてあらゆる動きが本格化してきました。
ロシアは国際宇宙ステーションへ観光客を受け入れるためのアクションをはじめました。
ブッシュ大統領は1972年12月14日以来往来の途絶えていた月へ再び人類を送り込もうとしています。
そして火星もアメリカの火星探査機「スピリット」をはじめとした各国の調査が進んでいます。
ちょっと気が早い気もしますが、旅行準備は早めに整えておきましょう!

宇宙旅行総合サイト!「uk2」では宇宙観光旅行に関する最新情報、宇宙観光の見所(と思われるところ…)、旅行準備のアドバイスなど、宇宙旅行に必要なすべての情報を網羅していきます。

最初は準備中のコーナーばかりですが、宇宙に旅立つその日を待ちながら、末永くご愛顧ください。

参考:「宇宙ステーション、観光旅行者の滞在が可能に?」(Hotwired News)

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